東京ミステリーサーカスで遊べる『歌舞伎町探偵セブン 事件2 裏カジノ・イカサマ事件』の感想です。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ストーリー
歌舞伎町に遊びに行ったきり失踪した有名なベテランギャンブラー。彼は裏カジノのイカサマに嵌り、多額の借金を抱えてしまったのだ。不正を指摘して支払いを拒否したベテランギャンブラーだったが、そのままカジノに監禁されてしまった。
https://mysterycircus.jp/tanteiseven/
ベテランギャンブラーの身柄を取り返す唯一の方法は、カジノが用意した圧倒的に不利な賭けに勝利すること。
不敗のギャンブラーBJと共に、この大勝負で幸運の女神を振り向かせろ!
感想
ギャンブル、カジノ、そしてイカサマ。
テキサスホールデムはルールを知っている程度ですが、ボードゲーマーの端くれとして、それなりにやれるぜ? くらいの感じで挑んでみたら、
は?
ってなりました。
ギャンブル……だそうです。
歌舞伎町に繰り出して、不敗のギャンブラーBJと共に、様々なギャンブラーと対決する……だそうです。
え?
ギャンブル、とは。
全体的にお使い感、ミニゲーム感の塊でした。
終盤になって、おもむろに、
「あ、そう言えば、リアル捜査ゲームでしたね? 遊ぶのは謎解きや脱出が好きなひとたちですよね? ちょっと謎も置いておきますね」
と、思い出したように難易度が上がりましたが、正直、それまでの茶番と言うか、あの、えーと、何だったんですかね。一体。
秋山は2人で遊んだので、まだ、
「うへー、次は、こんなのやらさせるんだ?」
「マジかよー!」
とふざけながら遊べましたが、
これ、ソロのひと、マジ、きつくないですか!?
どうなのでしょう。
新宿の雑踏の中で、ひとりミニゲームをさせられる誰かを思うと、ちょっと胸が痛いです。
東京ミステリーサーカスの2階に、こんなパネルがありました。
なるほど、確かに3~4人で、しかも、わいわい楽しみたいメンバーであれば、面白おかしく遊べることでしょう。お一人様はお呼びでない、と言うことなのかもしれません。
まあ、秋山は2人で遊べたから良かったですけどね……。
それに『事件1 No.1キャバ嬢殺人事件』を先に遊んでいて良かったです。もし、これを先に遊んでいたら、
「は? リアル捜査ゲーム、とは??」
となって、他のはスルーすることに決めていたかもしれません。
順番とタイミングって重要ですよねえ……。
メンバー次第とはなりますが、この事件2を最初に遊ぶのはオススメしません。
仮に遊んだとしても、これがリアル捜査ゲームなのだとはお願いですから思わないでください……。
合わせて読みたい
『歌舞伎町探偵セブン』の事件1から事件6までを通しての感想は、下記にまとめています。よろしければ、ぜひ。