雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

3団体共同プロジェクト『謎解無限回廊』クリアしました

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 2018年1月21日、さいたまスーパーアリーナを借り切って「TAMAARI SUPER QUEST Vol.1」と銘打ち、よだかのレコード、タンブルウィード、ジョーカープロジェクトの3団体が参加する周遊謎解き『謎解無限回廊』の感想です。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

TAMAARI SUPER QUESTとは

さいたまスーパーアリーナが解き放つ
珠玉の謎空間
「TAMAARI SUPER QUEST」


さいたまスーパーアリーナの巨大な回廊が謎解きの舞台に。
各階層ごと異なる謎解き制作団体によって仕掛けられる珠玉の謎。
進めば進むほど、様変わりする異次元空間。
あなたは全ての謎を解き明かし、この無限回廊を制覇することができるだろうか。

http://www.tamaarisuperquest.com/

感想

 前売りチケットは4500円なので、体感的には1団体1500円の周遊謎です。
 よだかのレコードは大好きな団体ですし、タンブルウィードは1公演しか遊べていませんが、レベルの高さは体感しましたし、他公演も評判が良いので気になっています。ジョーカープロジェクトは持ち帰り謎を遊んだだけですが、機会があれば公演にも参加したい……と思っていたので、もう、最高のラインナップと言いますか、一も二もなく参加を決めました。


 団体ごとの住み分けとしては、ざっくりと階で分けられていました。
「無限地獄牢獄」と銘打たれた2階はジョーカープロジェクト担当で、牢獄から地上へ戻るというストーリー。「無限召喚都市」と銘打たれた3階はタンブルウィード担当で、召喚された悪を封印し、人類を救うというストーリー。そして「無限天空回廊」と銘打たれた4階はよだかのレコード担当で、神の試練を乗り越え、天使を目指すというストーリー。
 全体的に頽廃的な感じと言うか、ざっくり言うと『女神転生』的な世界観を感じますね。


 内部の混雑を避けるために、入場は一時間ごとに区切られており、オープニングを見て前説を聞いたら、まずは「無限地獄牢獄」から始めることになります。2階の謎を解いたら階段を登って3階へ、3階の謎を解いたら4階へ、そんな感じです。
 盲点だったのは、出入りが自由ではないことですね。
 今回は13時開演の回を予約していたのですが、自宅でグダグダしていたら、埼玉に到着する時間が遅れてしまい、


「現地に着いたら、とりあえず受付を済ませ、キットを貰おう。それから、キットを眺めながらどこかでご飯を食べよう」


 と思っていたのですが、ゲームが始まったら、基本的にはクリアするまで外に出られない仕組みで、思わず頭を抱えました。こんなことになるのなら、もう少しがんばって早起きするのでした……。
 一応、スタジアム施設なので、随所に売店があって、ちょっとした軽食や飲み物の販売はあったのですが、いかんせんスタジアム価格なので、今ひとつ手が伸びないと言うか、これなら空腹を我慢しようかなあと躊躇してしまいます。


 そういった背景もあり、また渋滞にも巻き込まれたくなかったので、さくさく進んで、どんどん解こうと思ったのですが、遊び始めるとどうしても意識は頭に向き、いつの間にか空腹は忘れていました。
 また、内部空間が、けっこう快適だったというのも大きいですね。
 膨大な空間を贅沢に使っていること、同じ張り紙が複数の場所にあること、あちらこちらに椅子とテーブルがあり自由に座れること、こういった要素に加え、あるいは、これがいちばんのポイントかもしれませんが、参加者の大半が周遊謎に慣れており、互いに配慮しあう空間が自然と生成されていて心地よかったです。
 チェックポイントも必ず2人以上の対応が意識されており、待ったとしても3分くらいでした。
 と言うか、時間制限のない周遊だと、チェックポイントで待たされることが、それほど苦にならないですね。


 思いつくままに書きましたが、イベントとして良かったように感じました。


 謎解きとしては、どうだったでしょうか。
 正直に言ってしまうと、可もなく不可もなく、という印象でした。
 よだかのレコードとタンブルウィードと言えば、個人的な認識としては、圧倒的なモノ感です。
 その公演でしか見たことのない、立体的な何かを、実際に掌の上であれこれこねくり回した結果、謎の答えが出てくる、みたいな。
 今回は周遊という形式に加え、大人数と言うこともあり、基本的には紙のみで進み、その紙を使う中で驚きや感動はありましたが、それでも紙の範疇を出なかったな、と感じます。


 難易度的にも低めでした。
 時間の掛かる謎については立ち止まって考えざるをえませんでしたが、どの謎も方向性と言うか解法は、比較的シンプルで、


「駄目だ! さっ……ぱり分からん! ヒント貰おう!!」


 みたいな事態には陥らず、スムーズに進行しました。


 と、このように書くと「微妙だったのかな……?」と思われるかもしれませんが、いえいえ、そんなことはありません。
 前述の通り、内部の環境は快適でしたし、難易度の高い謎はありませんでしたが、その一方で納得できない謎もありませんでした。全体的な満足度は非常に高く「TAMAARI SUPER QUEST Vol.2」が開催されれば、次回も絶対に参加しようと思います。
 次は事前にちゃんとご飯を食べ、万難を排して。
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終わりに

 ちなみにクリア時間は3時間半ほどでした。が、謎を解いていたのは3時間10分ほどでしょうか。
 恥ずかしながら、途中、謎解きに夢中になって鞄をチェックポイントに置き忘れてしまったのです。この日は、賃貸マンションの更新費用や保険等の諸々を支払うために財布の中に20万円くらい入っていて、気がついた瞬間は、さすがに体温が上がりました。スタッフの方に事情を説明し、通ってはいけない道を通らせてもらった結果、無事に発見できて良かったです。


 最後に今回の謎解きを踏まえて、秋山から皆さんにお伝えしたいことを下記にまとめます。


・ちゃんとご飯を食べること。


・忘れ物に気をつけること。


 以上です(子どもか……)。
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