2019年4月13日から14日にかけて、さいたまスーパーアリーナにて、Tamaari Super Quest Vol.3として開催された大型リアル謎解きゲームイベント『ドルアーガの謎』に参加してきました。
ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
- TSQとは?
- 前置き
- 感想「翡翠の導き」
- 感想「真紅の絆」
- 感想「紺碧の謎」
- 脱出を終えて
- 謎マルシェ
- Mr.ドットマンワークショップ
- ドルアーガの塔開発資料展(アートワーク展)
- ミニゲームセンター
- むぎとオリーブ
- TikTok謎解き
- 一緒に遊んだぺこらさんの感想
- 終わりに
TSQとは?
さいたまスーパーアリーナを舞台に、国内を代表する謎解き制作団体がコラボレーション。
http://tamaarisuperquest.com/
一つの物語を紡ぎ出し”この日、ここでしか体験できない珠玉の謎空間”を演出する、
さいたまスーパーアリーナ発の超大型体験型謎解きイベント。
3年連続で開催されているTSQですが、3回目となる今回は『ドルアーガの塔』とのコラボとなり、クロネコキューブ、NAZOxNAZO劇団、タンブルウィードの3団体がメインコンテンツを担当し、K-dush2がエクストラコンテンツを手がけました。
前置き
TSQに参加するのは、2年前に行われた1回目に続いて2回目となります。
昨年は、残念ながらマジカルミライと日程が被ってしまい、謎解きより初音ミクを優先してしまったのでした。
参加したのは2日目となる日曜日の、最も早い時間、朝11時の回です。
TSQは終了時刻こそ設定されているものの、それ以外の時間制限はないイベントです。解けるひとは、ずんずん解いて、ずんずん進みますが、解けないひとは滞留してしまうので、渋滞を避けるためには早期に入場するに限ります。
ちなみに『ドルアーガの塔』について、35周年と聞いて気づきました。
なんと同い年です。
伝説的なゲームであるため、その逸話は聞いたことはありますが、実際に遊んだことはないので、事前に実況プレイ動画を視聴することで予習しました。個人的には、ドンフライPによる初音ミクオリジナル曲『おなかすいたうた』のイメージが強いですね。「イクラ丼が食べたかったなぁ~」というもの。
感想「翡翠の導き」
第1階層は、クロネコキューブさんが担当で、タイトルは『翡翠の導き』。
集合スペースで前説を受け、オープニングムービーを見てゲームスタートと同時に、配られていたキットを開けましたが、大好きなスタイルであることがひと目で分かり、もうこの時点でテンションが跳ね上がります。
一緒に参加したぺこらさんと2人で探索しながら進めましたが、想像以上にゲーム感がありましたね。
なんて言うのでしょう、視界から得られる情報は、間違いなく現実のさいたまスーパーアリーナなのですが、会場の雰囲気や用意されたストーリー、そして流れているBGMによって、仮想的にドルアーガのテクスチャが上書きされている印象です。
終始ワクワクしつつも、ここで立ち止まると渋滞に巻き込まれてしまうから急ぎ足で駆け抜けました。
感想「真紅の絆」
第2階層は、NAZOxNAZO劇団さんが担当で、タイトルは『真紅の絆』。
この階は良かったですね!
とにかくNAZOxNAZO劇団さんが得意とするチェックポイントでの茶番が良かったです。とにかく楽しいんですよね。クロネコキューブさんが、ゲームの重々しい雰囲気を再現していたとするならば、第2階層はNAZOxNAZO劇団さんが解釈した『ドルアーガの塔』を実際にプレイしている感じでした。
謎も極めて上質で、中盤から終盤に掛けて畳み掛けるような展開は、圧巻でした。
感想「紺碧の謎」
第3階層は、タンブルウィードさんが担当で、タイトルは『紺碧の謎』。
直前の階層が良すぎて、第3階層に辿り着いたときには、ちょっと疲れはじめていました。また、いい感じのスピードで走れていて、明らかに第1階層や第2階層と比較して人口密度が低めだったので、お茶を飲んだりトイレに行ったり、休憩したり気持ちのんびり進めました。当初は、休憩なしで駆け抜ける予定でしたが、やはり3時間も立ちっぱなしで謎を解き続けているとさすがに疲れますね。
謎解き的には、なんといっても中盤の仕掛けと、ラストシーンでしょう。盛り上がりました。
脱出を終えて
ようやく長い旅が終わったと思うと同時に、ゲームの世界に長くいすぎたためか、ほんとうに終わったのか、実は、まだもう少し続くのではないか、どことなく、ほわほわした感じでした。
アンケートに回答したら、クリア時間がプリントされた紙を貰いました。こんなふうにスコアを出してもらうのであれば、第3階層で取った休憩は少し我慢しても良かったかなー……とか、思ってしまいました。
謎マルシェ
『ドルアーガの謎』を完走した後は、そのまま謎マルシェという物販ブースを訪ねました。3団体に加え、よだかのレコードやあそびファクトリー等々が出展されていらっしゃって、けっこう持ち帰り謎を買ってしまいました。順次、遊んでいく予定です。
神戸からMOVIE ROCKさんもお越しになられていらっしゃって、ゲームマーケット以来、久々にお会いしました。
Mr.ドットマンワークショップ
謎マルシェの一角では、Dr.ドットマンという伝説的なドット絵師小野浩氏が来られていて、オリジナルのトートバッグやコースターを作成するというワークショップが開催されていました。
こちらは、おそらく小野浩氏が直々に手がけたトートバッグとコースターたち。いずれも力作です。
ドルアーガの塔開発資料展(アートワーク展)
また、会場の一角では、原作ゲームの開発資料が展示されていました。
けっこう時代を感じさせるイラストが並んでおり、いかにこのゲームが愛されているかが分かるコーナーでした。
ミニゲームセンター
アーケードの筐体もあって、こちらは100円でほんとうに『ドルアーガの塔』が遊べるようになっていました。
せっかくなので遊ぼうかなとも思いましたが、実況プレイ動画で見た鬼畜難易度を思い出すと「こういうのは、自分で遊ぶより、ひとが遊んでいるのを見る方が楽しいな」と思い、そっと離れることに。
こちらは遊べませんでしたが、さらに古い筐体も展示だけされていました。
秋山は喫茶店好きで、出張先では古くからやっている喫茶店を探しては、突撃することが多いのですが、アーケードの筐体をテーブル代わりにしているところを見ると、めちゃくちゃテンションが上がります。昔は、こういうのがどこにでもあったんですよね。良い時代です。
むぎとオリーブ
『TikTok謎解き』が無料だったので、これを遊ぼうと思いましたが、いい加減、空腹が限界だったので、いったん会場を出て、むぎとオリーブでまぜそばを食べることに。ヘルシー感がありましたが、意外に食いでがあり堪能しました。
TikTok謎解き
むぎそばを食べ終えてから挑戦した『TikTok謎解き』は、TikTokが好きな若者向けのライトな謎解きであろうと思いこんでいましたが、いやはや想像以上に歯ごたえがあり、疲れていた脳が悲鳴を上げるほどでした。
クリア後は抽選に参加してノベルティグッズプレゼントということで、ステッカーとクリアファイルを貰いました。
一緒に遊んだぺこらさんの感想
謎解無限回廊のときよりも面白かった! ずっと、いくら丼が食べたいの曲が流れていて、お腹すいちゃったね。後、セーブポイントがあったのは、良かったよ
途中で休憩に出られるのは良いよね。よっぽど謎解きが好きなひとでなければ、2時間も3時間も謎を解き続けていたら、疲れちゃうからね
脱出を終えたら、謎マルシェの会場に向かうようになってるから、買い物に吸い込まれちゃうよね
事実、吸い込まれたよね。何なら、食事を終えた後、もう1回、吸い込まれにいったよね
アーケードゲーム、やっておくべきだったのかな~
原作の『ドルアーガの塔』ね。確かに、あの機会を逃したら、もう人生で二度と、アーケード筐体で遊ぶ機会はなかったかもね
Mr.ドットマンはキャラが立ってたね。座って休憩していただけなのに、オーラがあったよ。改造されそうだったよ。ああいう方が、仮面ライダーを作り出すんだよ
白衣を着ていたら、そういうイメージがあったのかもね
なんかゴーグルもつけていたし、ドクターだよ。と言うか、あのひと、めちゃくちゃすごいひとなのでは? あっきー『Mr.ドットマン 小野浩 全仕事』を立ち読みしてたじゃない。てっきり買うと思ったよ。後は、Divoom TIVOOね。あれも、あっきー買うと思ったよ
けっこう惹かれたよ。あの手のガジェット好きだよ。でも、14,800円でしょう。持ち帰り謎がけっこう買えちゃうよ。って言うか、あれは謎制作団体の方にこそ買っていただいて、公演で使ってもらいたいよ
へるおさん買ったでしょ! 知ってるよ
なんで断言できるの。ぺこらさんは、へるおさんの何を知ってるの……
へるおさんが、K-dush2さんのエクストラ謎をやったのも知ってるよ
それは偶然、見ただけでしょ。ぺこらさん、ほんと、へるおさん好きだよね
終わりに
さいたまスーパーアリーナでの滞在時間は10時半から17時まで。楽しい時間がずっと続き、翌日仕事だというのに遊びすぎてしまいました。
来年はVol.4開催でしょうか。スタッフの皆さんは大変でしょうが、非常に素晴らしく、めちゃくちゃ楽しいので、是非、来年も開催いただきたいです。