気づいたらゲーム会主催者歴7年目の秋山でした、こんにちは。
メディアでの露出も増え、ゲーム会に参加してみようという方も多いと思うのですが、なかなか敷居が高いことは分かります。今日は、初めて参加するゲーム会で、なるべく早めに馴染んで楽しめるようにするにはどうしたらいいか、を考えてみます。
やってほしいこと
最初に主催者目線での結論を述べます。
それは、メッセージを積極的に発信してほしいということです。
たとえば、あなたが最近になってボードゲームを知って、それを遊ぶために初めてゲーム会に来たならば、その旨を受付の際に言っていただきたいです。何なら、事前にTwitterやメールで、その旨を連絡していただき、受付のときに、
「メールで参加表明した○○です。メールでもお伝えしましたが、初めてで不慣れなので、フォローしてほしいです」
と言ってほしいです。
何故、そうしてほしいのか
かんたんです。
ストレートに言っていただければ、ストレートに受け取れるからです。
ばっさり書きますけれど、以前は、ボードゲームを遊ぶ機会そのものが限られていて、自分が遊ぶために部屋を借りて、ゲーム会を開催する主催者も多かったです。しかし、ボードゲームスペースやカフェ等、ゲームを遊べる機会が増えてきた昨今、ゲーム会の主催者は、それぞれ理念や哲学をもって開催されている方が多いです。
少なくとも秋山は、その瞬間に手一杯で忙しくなければ、なるべく参加者に楽しんでいただけるようフォローしたい派です。
言っていただければ要望に合わせて、その瞬間にできうる限りのお手伝いをさせていただきます。
具体的にやること
上記のメッセージを受け取ったとき、秋山が超絶暇だったら、その場でボードゲーム経験や好みをヒアリングして、秋山自身がオススメのゲームを選定し、一緒に遊ばせていただきます。接待プレイはしませんが、楽しめるよう努力はします。
その瞬間は暇だけれど、受付にいたいときは、ざっとヒアリングしたうえで誰かを紹介します。このひとが立てるゲームに間違いはないので、まずは、このひとが立てる卓に入ってみましょう、とか。
受付に列ができていたり、Twitterやメールの対応中だと、申し訳ありませんが少し雑になります。ざっと会のルールを説明した上で「困ったことがあったら、声を掛けてください」だけになってしまいます。でも、あんまり気落ちしないでください。余裕が生まれたときに、目につくところにいれば「さっきは雑ですみませんね。楽しめてますか? 遊べてますか?」と声を掛けにいくので、そのときに改めて希望を言っていただければ誠意をもって対応します。
やることの順序的には、こんな感じでしょうか。
コミュニケーション力はある、でもその場に慣れていない
「自分で言うのもなんだけれど、コミュニケーション力はある方。でも、こういう空間には慣れていない」
こういう方は、そもそも、ここを読んでいないのではないかと思いますが、念のため書いておくと、とりあえず選り好みせずに、飛び込んでから考えてみる、が良いかと。
世の中にはいろいろなプレイヤがいて、いろいろなボードゲームがあります。ひとりの人間、ひとつのゲームが合わなかったからと言って、全部が全部、そういうわけではないので、渡り歩いてみるのも良いでしょう。そうしている内に、自分自身の好みが見えてきて、また相性も分かってくるので、しぜんと楽しい時間を見つけられることでしょう。
ボードゲーム経験はあるけれど、そのゲーム会は初めて
こちらも、概ね上記と同様ではないでしょうか。
秋山自身の経験談ですが、5年前に転勤で名古屋勤務になったとき、とりあえずいろいろなゲーム会に顔をだし、いろいろなひとと遊んでみました。そうしている内に、
「このひとと遊ぶの楽しいな。このひとのゲーム選び、センスあるな」
と感じたら、そのひとの参加するゲーム会を聞いて、追いかけていました。
初めての会でも、ひとり知り合いがいれば、だいぶ安心感がありますよね。どうせゲームが始まってしまえば、そのテーブルが世界のすべてであるわけです。どの会だって、そんなにかわりはないですよ。
ミスボドを始めた頃はなかったですが、最近はTwiplaで募集している会も多いので、事前に誰が参加するかは分かりますしね。
コミュ力皆無でもできること
「自分で言うのもなんだけれど、コミュニケーション力はまったくない。口下手だし、主催に話しかけようにもドモッてしまう」
こういう方にお願いしたいのは、話しかけやすい空気を作ってくださいということ。
具体的に書くと、身だしなみをととのえる。
「え?」
と思われるかもしれませんが、とても重要です。
オシャレじゃなくていいです。
シャワーを浴びて、体臭に配慮して、清潔な格好をしていただきさえすれば、話しかけやすいです。
終わりに
思いつくままに書きましたが、だいたいこんなところでしょうか。
他にもこういうアイデアもあるよ! というのがありましたら、是非、お教えください。