雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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トワイライトエクスプレスのスイートルームに11,000円で泊まれる「ファーストキャビンステーションあべの荘」の感想

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 夜行列車には憧れしかありません。こんにちは、秋山です。
 高校2年生の頃でした、夏休みに福岡に住む伯父を訪ねたとき、帰り道は夜行列車でした。坂本真綾『Lucy』の「紅茶」をエンドレスで聞いていました。
 また乗りたい! そう思ってはいるのですが、いざ、価格を確認すると、夜行列車ってかえって割高なので二の足を踏んでしまいます……。

面白いホテルに泊まりたいという欲求

 ゲームマーケット大阪に参加するにあたり、飛行機を抑えた後に、宿をどうしようかなあとぼんやり考えていました。
 最近、大阪は民泊と言うか、3畳の格安宿が増えた一方、ふつうにホテルに泊まろうとすると、けっこう高めになってしまい、手頃な価格帯のホテルが減ってきている印象です。
 格安宿に泊まるくらいなら思い切ってネットカフェでいいし、高めのホテルに泊まるならせっかくだから付加価値が欲しいし……そう考えていた秋山の目に止まったのがファーストキャビンステーションあべの荘、です。

ファーストキャビンとは

 知っているひとは、知っていますよね。
 飛行機のファーストクラスをイメージした、ちょっと高級感のあるカプセルホテル。
 一般的なカプセルホテルに比べると、ラグジュアリー度があがっていて、宿泊する場所に清潔感を求めるタイプでも泊まりやすいです。
 その系列のひとつであるファーストキャビンステーションあべの荘は、飛行機のファーストクラスではなく、夜行列車の個室をイメージしたカプセルホテル、だそうです。
 さらに!


 トワイライトエクスプレスのスイートルームをコンセプトとした、プレミアムクラスがある!


 これは約1万円の価値がある。
 泊まらざるを得ない……!
 迷う間もなくポチったのであります。


外観

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 トワイライトエクスプレスが楽しみすぎて、チェックイン開始時間の30分前に着いてしまいました。
 建物の外観は、清潔感のある白が基調になっています。


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 敷地内には……車軸? 連結器? が置いてありました。


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 こちらは入口。カプセルホテルらしからぬ入口です。ラグジュアリー感あります。

内装

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 こちらは受付前のロビー。
 広くて開放感がありますね。

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 大きな窓からは中庭が見えるようになっていて、あたたかい季節ならば外でくつろぐのも良さそうです。


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 ロビーには電車グッズも展示してあって、好きなひとは好きなんだろうなあと。

スイートルーム

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 受付を済ませ、エレベーターに乗って3階まで行きます。
 こちらは廊下。プレミアムクラスは個室タイプなので、ふつうのホテルにしか見えませんね。


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 いよいよスイートルームに入室します。受付で渡されたカードキーで鍵を開けます。


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 バーン!
 どうです?
 雰囲気ありまくりじゃないですか?
 奥に見える窓は二重窓みたいになっていて、手前の窓は黒く塗り潰されているので、夜行列車感が抜群です。


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 スリッパもありました。トワイライトエクスプレスのロゴつきです。コレクターは持ち帰りたくなるのではないでしょうか。


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 室内のランプをはじめとした調度品は、実際の車両でも使われていたものらしいです。


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 宿泊客へのプレゼントということで、ポーチをいただきました。アミーゴの小箱がぴったり入るサイズ感です。

その他

 大浴場は、若干、期待外れでした。
 個室のシャワールームがあったりするのは、海外からの旅行客には良いと思うのですが、個人的には、サウナや様々なタイプのお風呂を楽しみたかったので、シンプルに大浴場だけがあるのは残念でした。
 男女比率は、どうでしょう、体感だと女性の方が多かったように思います。廊下を歩いているひとは少なく、全体的に静かでしたが、すれ違うのは女性ばかりでした。

モーニング

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 翌朝はホテル横のレストランで提供されていた、フレンチトーストを楽しみました。
 ちょうど秋山が宿泊した日にオープンしたということで、300円でスープにサラダ、フレンチトーストにコーヒーがついてきて、たいへんお得でした。

終わりに

 ベッドの寝心地もよく、バストイレ別であることを除けば、ふつうのホテルだったので、下手に1万円のホテルに泊まるくらいなら、このスイートルームに泊まった方が、体験的には、楽しいなあと感じました。
 全体的に快適だったので、スイートには泊まらないにしても、次はふつうのプレミアムクラスもありかもしれません。大阪で宿泊の予定がある方は、是非、お試しください。