前回から少し間が空きましたが、夜行列車に乗って、フランスはパリを発って、カルカソンヌへ向かうところです。
はい、到着しました。こちら、早朝のカルカソンヌ駅です。確か午前5時くらいだったかな。目が覚めると、もう到着まで15分というタイミングで、寝ぼけながら支度して、慌ただしく降りました。
メビウスママには、駅からはタクシーを使うと良いと進められましたが、駅前のタクシー乗り場は閑散としていたので、諦めます。と言っても、すぐにホテルに向かって歩き始めても仕方ないと思い、まずは朝食。
あったかいコーヒーとクロワッサン。落ち着きます。
そんな感じで夜明け前の暗い道を20分ほど歩きホテルへと向かいます。ホテルの方は我々の到着に驚いていましたが、とりあえず荷物を預かってくださり、部屋も早めに片付けて、早期にチェックインできるように調整しようと言っていただけました。優しい。
と言うわけで、夜明けのカルカソンヌを撮影するために身軽になってホテルを出ます。まずは、ホテルの前から城壁をぱちり。
これは、カルカソンヌの内側から夜明けを迎えつつある市街地を見下ろしたところ。分かりにくいのですが、カルカソンヌ市の中に、二重城壁で囲まれた城塞都市カルカソンヌというのがあって、この城壁の内側をカルカソンヌ=シテと呼ぶらしいですが、日本では、あまり知られていないので、もう適当に何でもかんでもカルカソンヌと呼ぶことにします。
ホテルの方に「古い橋の上が絶好の撮影スポットだよ」と教えていただいたので、カルカソンヌを突っ切って反対側に出ます。こちらは影になっていて、まだ暗いですね。
でも、下っている内に、どんどん明るくなっていきます。
なんとか橋に辿り着き、振り返るとちょうど朝日が登りつつあるところでした。
朝日に浮かぶカルカソンヌ。
ちなみに、ここが、ホテルの方に教えていただいた撮影スポットである橋。この橋もなかなか良い感じです。
カルカソンヌに戻る最中、こんなものを発見しました。海外にはよくある、犬のフンを捨てるための袋です。
再びカルカソンヌの中に入り、まずは修道院で9点行動です。
ステンドグラス。
カルカソンヌの中は、ちょっとした観光エリアとなっています。レストランやカフェもありましたが、まだ開店していません。
ホテルに戻りがてら、二重城壁の中間を撮影。
カルカソンヌを守護する女神像。
ホテルに戻ってきました。アラゴンです。カルカソンヌのすぐ近くという素晴らしい立地です。今回のヨーロッパ旅行において宿泊したホテルの中では、もっともサービスが良く、きれいで、客室の設備が充実していて、言うことなしです。またカルカソンヌに来る機会があったら、絶対にここですね。
客室の様子。コンセントも充分にありました。
こちらはトイレと浴槽。そろそろシャワーだけでなく、湯船に浸かりたいなあと思っていたので、ここでの時間は至福でした。
少し仮眠を取ってからお昼を食べがてら、再びカルカソンヌへ向かいます。観光客を乗せた馬車とすれ違います。けがわさんが「馬車拡張を発見したでソンヌ」とか言います。
朝の内に目をつけておいたレストランに入って、まずは一杯。
そして、こちらはカルカソンヌ名物であるCassoulet(カスレ)です。ガチョウの肉と白いんげん豆を煮込んだもので、からだに優しい感じで満ち溢れています。癒やされます。
お土産物屋さんを回っていたらゲームショップを見かけました。が、定休日であるらしくやっていません。カルカソンヌでカルカソンヌを買うというアクションを打ちたかっただけに残念です。
せっかくなので城壁に登ってみます。
先ほどの塔の内側は、このような螺旋階段になっています。
塔の上に登って市街地を見下ろします。
青の塔と、
赤の塔。
このような空間もありました。イベントが開催されることもあるのでしょうか。
市街地とは反対側は、このような丘陵地帯になっています。
修道院です、9点。
城壁観光時間は17時くらいまでで閉まってしまいます。けがわさんが「捕まってる様子を撮られたかったでソンヌ」と残念そうにしていました。
日が暮れつつある中、二重城壁の間で『カルカソンヌ ディ・ブルグ』を遊びました。
古い橋に戻ってきて、雲の下に佇むカルカソンヌを撮ります。
18時だったかしら、いきなりライトアップされました。
見る見るうちにライトが点灯されていきます。
少し待っていたら、こんなにも幻想的なカルカソンヌになります。
近づいて至近距離からライトアップされたカルカソンヌをぱしゃり。美しいです。
夕飯はチーズが食べたかったのでイタリアンにしました。
ピッツァ。
パリで食べたクレープが美味しかったので、ここでも頼んでみましたが、今ひとつでしたね……。