アメコミの『ブラックパンサー』の実写映画化にして、マーベル・シネマティック・ユニバースの18作目にも相当する『ブラックパンサー』を観ました。
時系列的には『エイジ・オブ・ウルトロン』と『インフィニティ・ウォー』の間くらいです。
- 発売日: 2018/04/27
- メディア: Prime Video
- この商品を含むブログ (1件) を見る
ツッコミどころが多すぎる……
いやいや、なんだったんでしょうか、これ。
アメコミだし、マーベルだからと言っても許されるレベルを越えてますよ、これ。
だって、ヴィブラニウムとハーブ、万能過ぎやしませんか? いくら地球外からやってきた鉱石だからって、あんなスーツになったり、オーバーテクノロジーな都市を、まるっと隠蔽したり、なんでもありに過ぎる気がします。
こんなに技術力があるのにティ・チャラのメンタルは脆いし、何よりあの挑戦システムはザル過ぎやしませんでしょうか?
一歩、間違えればジャバリ族のエムバクに政権を奪われていたかもしれませんし、と言うか、実際、エリックに王の座を奪われて、貴重なハーブをすべて焼かれていますし、いろいろと抜けています。もっと、ちゃんとしろ!!
王国を追われる王子はいても、王は珍しい
エリックにやられて、一度は王国を追われたティ・チャラが奪還を目指すのは、物語の構造として面白いなと感じました。
なんとなくですが、王子が敗走することは多いと思うのですよ。
父王が女狐にそそのかされ、王都を追われた王子が後に舞い戻ったり、他国に攻め滅ぼされた亡国の王子が活躍する話は多いですが、王自らがやられるケースは少ないように思います。
投資したい国No.1
国連で演説するティ・チャラの様子を見て、秋山が最初に思ったのは「投資したいなあ」です。
ある国のひとがワカンダをして農業の国と言っていましたが、これから一気に台頭するわけですよね。投資して一儲けしたいし、ヴィブラニウムが解放されることによって、世界がどれだけ進化するかを考えると、楽しみなことこの上ないです。
登場しなかったトニー・スターク
スタッフロールが始まった瞬間「トニー・スターク、絶対に出てくる。彼がヴィブラニウムに、関心を示さないわけがない。出てくる、絶対に出てくる」と思っていたのに、出てこなかったですね……何故? 何故!
終わりに
『アベンジャーズ』の深刻なネタバレを受けたらどうしようかと思い、ビクビクしながら観ましたが、多分大丈夫でした。
MCUは飛び飛びに観てしまっているので、そろそろちゃんと時系列に沿って追い始めたいですね。でも、数が多いので……うーん……。