ゲイル・マンキューソ監督による映画『僕のワンダフル・ジャーニー』を見ました。
ネタバレありなので、未視聴の方はお気をつけください。
ストーリー
愛する飼い主に再び会うため転生を繰り返す犬の姿を描いた「僕のワンダフル・ライフ」の続編。前作で50年で3度生まれ変わり、最愛の飼い主イーサンとの再会を果たした犬のベイリーがたどる、さらなる生まれ変わりの旅路を描く。
https://eiga.com/movie/90370/
シリーズ2作目だったことを、たった今、知りました。
見ていてまったく違和感がなかったですし、予兆もなかったので、特に気にしなくて良いのではないでしょうか。
物語としてはベイリーという一頭の犬が主人公となり、転生を繰り返しながら飼い主イーサンの愛娘CJを守り抜くというものです。
感想
予告を見たときに「いや、これもう絶対に泣くだろ。間違いない」と確信しました。
元々、かなり涙もろい方で、たまたまテレビで見た、その日、初めて見るドラマやアニメでも、感動的なシーンだと意味もわからず泣いてしまうくらい涙もろいです。
過剰に共感してしまうんですかね。
こんな感動まっしぐら! みたいな映画を見て、泣かないわけがありません。
でも、せっかくなので見ることにしました。
感動的な動物モノという点より「転生を繰り返す」という点の方に興味を抱きました。ある種の時間モノですからね、同じ時間軸における転生というのは。
いちばん好きなシーンは、コンラッド・コーツ演じるビッグ・ジョーに、ビッグ・ドッグとして飼われていたときです。
国道沿いのコンビニの店主に飼われ、ぶくぶくと太り怠惰な生活を追い、完全に記憶を失っていたところ、偶然、店に立ち寄ったCJのにおいを嗅いで記憶を取り戻すところが良かったです。
『STEINS;GATE』にも同様のシーンがありましたけれど、時間を越えたことで記憶の保持に失敗し、使命を失念するというシチュエーションがけっこう好きなんですよね。
映画としては、最後、完璧なハッピーエンドで良かったです。
ハッピーエンド至上主義者なので、きちんと結末を迎えてくれるとほっとしまう。そして、泣きました。
終わりに
後追いとなりますが、前作の『僕のワンダフル・ライフ』もせっかくなので見ても良いかもしれませんね。