雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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第34回『文学フリマ東京』参加レポート


 5月29日に開催された第34回『文学フリマ東京』に雲上回廊として参加してきました。
 当日の状況を書き残しておきます。

イベントの感想


 コロナ禍に入ってから4回目の文フリ東京でした。
 コロナ前の第29回の来場者数が6,044人で、中止になった第30回を飛ばして、第31回が3,148人、第32回が2,233人、第33回が4,475人と経て、今回の第34回は5,482人だったので、華麗なるV字回復を遂げていると言えます。
 当日は入場待機列も形成され、Twitterを見ている限り、最後尾から入り口まで20分かかったという声も見かけました。
 雲上回廊のブースは、わりと入り口に近く、会場外の待機列が見えていたのですが、開場から1時間が経過しても、まだ列があったことを覚えています


 今回、雲上回廊では添田健一さんの新刊『歩天歌 中国天文気象小説集』を用意していましたが、売上という観点では、残念ながら絶好調というほどではなかったです。
 前回、前々回と比較すると、明らかに一般来場者が増えているのに、かんばしくなく残念の一言です。


 ブースから会場を見ていた限りでは、見た目に気を遣っている若い参加者が多いなと感じました。
 マンガではない、読み物としての本を中心とした即売会に興味を見出す層が推移しているのです。それも、特にノンジャンルです。
 文学フリマは出店時にカテゴリを小説/評論/ノンフィクション/詩歌から選ぶことができます。元々、文学フリマはその興りからして評論が中心で、詩歌も大学を中心に一部では人気でした。しかし、ここに来て、一気にノンフィクションが盛り上がっているなと感じました。明らかにブースには人だかりができていましたが、通路は歩くのが困難なくらいひとがいました。

終わりに

 ここ数年、毎回、秋山真琴として新刊を出したいなと思いつつ、着手できていません。
 次回の文フリ東京は11月20日。次回こそ、なにかしら用意したいですね。