雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

「派遣戦隊マモルンジャー」を遊びました

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 758ボードゲーム会さんのゲームマーケット2017春の新作『758ボードゲーム会』を遊びました。
 758ボードゲーム会は愛知県は名古屋市守山区で開催されているゲーム会で、少し前からボードゲームを作られていらっしゃいます。
 秋山も名古屋在住時に何度か参加しましたが、アットホームで素敵な会です。


『派遣戦隊マモルンジャー』はアミーゴ小箱サイズのカードゲームで、5色各12枚、1から60までの数字カードがコンポーネントの、変則的なトリックテイキングです。
 ノットマストフォロー、と言うのでしょうか、先手番プレイヤが出したカードと同じスートのカードを出してはいけないというルールが特徴的です。そして、その上で、何ディールが成立するかをビッドする、と言うのが面白いです。


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 基本的な考え方としては、配られたカードが強いかどうかです。
 手札が強ければ、少しでもディールを長引かせ、一体でも多くの怪人を倒してトリックを取っていった上で、ビッドを成功させたいです。
 逆に手札が弱ければ、ディールを早々に終わらせて、ビッドを成功させたいです。
 言葉にするとかんたんですが、これが、意外と、ままならないのですよね。


 デザイン的に面白いのは、手札の交換です。
 トリックテイキングで交換と言えば『ハーツ(ブラックレディ)』も、ディール開始前に手札の交換がありますが、このゲームの場合、両隣に3枚ずつ、計6枚も交換することになるのです。
 これだけお互いに交換しあうと、けっこう大きく変わると言うか、回ってきたカードを見て、
「これは話が変わったぞ……!」
 となることが多いです。


 また、手札が弱かったので、早々にディールを終わらせようとスートを偏らせようと画策して交換すると、他プレイヤのスートも偏ることによって、結果的にディールが長続きしてしまうという謎のスパイラルが発生します。
 繰り返しますが、実に、ままならないのです。
 この、ままならなさ、秋山は、とても好ましく捉えます。
 と言うかですね、元来、トリックテイキングというゲームは、ままならないものなんですよ。勝ちたくないのに勝ってしまう、負けたくないのに負けてしまう、ディールを終わらせたいのに終わらない、そんなもんなんですよ。


 あんまり遊びこめていないので、まだ今ひとつ捉えきれていない気がしますが、わりと奥深いのではないかと感じています。
 トリックテイキングに造詣が深い方は、是非、一度お試しあれ。