雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

うんこ王子が求めるうん娘の硬さを探せ『君の硬さは。』遊びました

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 NOYさんのゲームマーケット2017秋の新作『君の硬さは。』を遊びました。
 ボードゲーム業界において一定量の人気を誇り続けているジャンル「クソゲー」に新たな名作(迷作)が生まれた様子です。


 コンポーネントには、硬さの異なるうんこ型コマが14個含まれています。
 まず、最初に14個の中からひとつをうんこ王子としてお城に配置し、残った13個の中からプレイヤはひとりひとつずつ自分のコマとしてうん娘を受け取り、ドレスで着飾ります。
 プレイヤの目的は、自分のうん娘を、うんこ王子と硬さレベルが1以内にした上で、入城し、謁見し、婚姻を成立させることです。


 ゲーム中、うんこ王子や、うん娘に触れる機会は少なく、数少ない機会を活かしながら……つまり、うんこ型のコマを、あらゆる角度から、指先を駆使して、その硬さを推しはかり、最終的には、うん娘のドレスを脱がし、朱肉をつけた上で、硬軟手帳に押し付けることで、その硬さレベルを確認することができます。


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 やっていることは、ちょっと新しいです。
 正体隠匿とも目的隠匿とも異なり、類似のゲームがパッと思い浮かぶということはありません。
 しかも、スタンプの硬さをうんこの硬さに関連付けることで、ゲーム的な楽しさも生み出しています。素晴らしいです。


 しかし、面白いかどうかと問われると……どうでしょうか。


 秋山自身、あんまりうんこモチーフは好みではありません。
 下品なので。
 もちろん面白おかしく遊びますし、システムとデザインが一致している点は評価しますが、好みかどうかで問われると、好みではないです。
 それに加え、ややアイデア先行と言うか、指先に神経を集中させてうんこの硬さを確認したり、真面目な顔で手帳に判を押していくのは楽しいのですが、プレイヤの判断がゲームを左右する場面は少なく、けっこう引き運によるところが大きいかなあ、と思う次第です。


 繰り返しますがメカニズム的には、ちょっと新しいです。
 うんこモチーフが好きなひとにはオススメです。


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