とりあえず『ファウストVol.2』の中から軽そうなものだけ読みました。以下、適当に。
『少女漫画化』漫画の“画”が“書”と組み合わせたもので、面白いと思った。内容は……いかにも、ファウスト的だよなあ。
『紅葉狩』きれいな絵。味わいのある数ページ。
『佐藤友哉の人生・相談』偽物のビカビカ相談の宛先の方が、本物の人生・相談宛先よりも大きいのに笑った。
『人生双六』よく判らんがとりあえず、面白いので一言だけ……「異議あり!!」
『菅野ひろゆき対談』菅野作品は『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』と『エクソダスギルティー』しかやっていないが、好きなクリエイタだ。『EVE』『探偵紳士』とか他のゲームもやりたいんだが、なんか移植とか多くて、どれから手をつけていいか判らなくてね。ああ、『御神楽』もやりたいんだよな、関係ないけど。――この対談は面白い上に、示唆が多くためになった。ふたつばかし比較的短時間で作れ、かつシステム的に面白いRPGを思いついたので、受験が終わったら作ろう。
『戯言一番』ああ、メルマガの目次には載ってなかったので打ち切りと思ったけど、そんなことはないよな。双識兄さん……。
『Limbo』ジャンキーっていいよね、「未練だ……ウィザード」ジャンキー違い。
第二号をザッと見て思ったのは、見づらい。個々のフォントを持つことに関して、第一号ではそれがいい具合に味になっていたと思ったが、今回みたいに小説作品が多いとパラパラめくるだけで疲れる。また、600ページという分厚さを誇っているものの、乙一か滝本竜彦のどちらかは二段組みでいいだろうと思う。下の方にできる空間が勿体無いよ。
……勿体無い? そうだ、イラストーリーとか銘打つのなら、この空間を使ってパラパラ漫画を作ったらどうよ。マイジョーパラパラマンガとか。うわあ、グロそう。
ところで誰か東浩紀著『メタリアル・フィクションの誕生』でネタバレされている作品を一覧化してくれないだろうか。それによって読むべきか、読まざるべきかを決めたいのだが……。