雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

終わりのクロニクル3下

 三巻の下巻。都合、第七巻。もうそろそろネタバレを気にするあまり、物語を説明することもできなければ、そもそもあまりに複雑な人間関係や事情の絡まり合いに、説明したくてもできないほどになってきた。しかし読んでいる間だけは、繰り返される説明になんとかついていくことができ、またその中でのみシーンのひとつひとつに心躍らすこともできる。しかし実を言うと、分厚いこともあり何だか途中から訳が分からなくなり、もう訳も分からず感動し、ラストのシーンでは切れ味が鋭いのか鈍いのかも分からないままに斬られ、素晴らしい結末だったと溜息をついてしまった。この感情が果たして、本書を冷静にゆっくりじっくり時間を掛けても得られるものかどうかは、今ひとつ疑問が残るが、やはり同様の感動は得られるのだろうなと予感する。