雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

水曜日泡沫

 本当は「くぁ、ねみぃ」で終わらせるつもりだったが、たそがれSpringPointさん*1というか、滅・こぉるさんに応援……されたようなので、少しだけ。
涼宮ハルヒの消失』は本当に良かった。以下、唐突にネタバレ。朝倉の登場シーンでのキョンのうろたえ具合の時点で、明晰なる彼なら既に「世界が昨日までとは違うこと」に気付いているだろうに、それに気付いていない振りをして、それに気付いていない振りをしている自分に気付いていない振りをして、みくるさんであるとか、小泉であるとかに望みを掛けて玉砕し――ああ、それにしても胸に星型の痣があると人前で言ってしまうキョンが凄い。それだけ錯乱していたと言うか、鶴見さんの挿絵が良いと言うか。極めつけは長門だろう。あの手が長くて噛み付くほうじゃなくて、未来人の方の。彼女が何の変哲もない女子高生になっていって笑ったり入部届けだしたり主人公の服を掴んだりするのがやばい。そして一番の衝撃は、あの本に挟まっていた栞だろう。いやあ、本当に素晴らしい。そして今だからこそ思えるが『涼宮ハルヒの憂鬱』での謎掛け、白雪姫とかのあれは適当すぎだろう。もうちょっと何かなかったのかというぐらい。
 文脈とはまるで関係のない話をしたところで、おわり。
 最近、書いた超短編で一番、出来がいいなと思っているのはTURN TO THE OWN ROAD*2
 気が向いたのでさらにもう少し。『メタ探偵の憂鬱』について。確か内容紹介のところで「現代ファンタジィ」とジャンル名らしきものを出してみたけれど、別にこれは免罪符的な活用をしているわけではなくて。何と言うか「ライトノベルだから」という修飾語はライトノベルの価値を低めているように思う。
 未完成、しかし全力。