今、500文字の心臓（http://www.asahi-net.or.jp/~nv5y-mngs/magazine/）でMicrostory GP 2005という、大会が行われています。秋山は二回戦に勝ち進みましたが、腐りゆくという題で書いてみたところ、お相手のたなかなつみさんが○24個、星3個を獲得して勝利しました。言うなれば、秋山大敗。もしくは秋山惨敗。あるいは秋山乾杯。あ、違った。
しかし、実を言うと、この超短編は秋山が生まれて始めて、極めて自覚的に、読者を意識して書いた作品です。500文字の心臓を見ている人ならば、面白がってくれるに違いない、そう確信して書いたものです。それなのに結果はご覧の通り。
いただいた意見の大半は「腐ると言うより溶ける」「相手が悪かったですね」でした。もう、何て言うか七転八倒。見極めているつもりで、何処かに油断があったのだと自責。罠に嵌められたのは自分の方だったというトラップ。評の中でもがくしさんのが鋭い。くっ！ さすが、がくしさん！ 言うことが違うぞ。格好いい！ 悔しいのでこの場を借りて*1お礼を言おう。くあああありがとうござますうううがああああ。
よし、三回戦のも気合い入れて読んで、気合い入れて選評すっか。
*1:借りるも何も、ここは秋山のホームだが
