「へえ、これってフリーマガジンなんだね」でご存知、オトコを刺激する情報マガジンを今週も読んだ。
今回のインタビューは「常に柔軟でいたい」と語る阿部寛。秋山は阿部寛という俳優がかなり好きで、特にその口で語らない演技に魅力を覚える。例えばセキスイハイムの『となりのハイムさん 駅篇』というCMでは、共演している原沙知絵が「おばさんになっても、今よりもっと幸せにしてくれるって約束してくれますか」と訊ねるのだが、阿部寛は少しだけ頷くと後はなにも言わず手をそっと握るのだ。衝撃である。あまりに素晴らしい握りっぷりに、乙一が小説で描いた『手を握る泥棒』の感動を凌駕したとさえ思った。そもそも手を握るという動作は、かなり情緒に溢れているように思う。抱きしめたり、口付けを交わしたりするより、見詰め合って手を握るだけの方がずっと想いが通じ合うような気がする。
話がずれたが阿部寛はそれぐらい好きなので、インタビューも楽しく読むことができた。
他には向こう一週間のイベントカレンダーで16日から18日の間、横浜ランドマークタワーで「日本映画 将来を担う若手監督1」というテーマで『リンダリンダリンダ』『69 sixty nine』『運命じゃない人』『真夜中の弥次さん喜多さん』を上映するという情報が大きかった。観にいきたい。
後、おにいちゃんCD~1200の「おにいちゃん」が聞けるCD~。
