このライトノベルがすごい!2008のウェブアンケートに回答すべく、作品を絞っているのですが、これがなんとも難しいです。今のところ候補作はこんな感じ。
・海猫沢めろん『零式』
・尾関修一『麗しのシャーロットに捧ぐ』
・久住四季『トリックスターズ』
・上月雨音『SHI-NO』
・桜庭一樹『GOSICK』
・清野静『時載りリンネ!』
・中村九郎『樹海人魚』
・西尾維新『化物語』
とりあえず、ここまでは萌えという概念を無視して*1、がんばって選びました。問題はここから先です。
ライトノベルミステリ好きとして選ぶのであれば『麗しのシャーロットに捧ぐ』『トリックスターズ』『SHI-NO』『GOSICK』『化物語』の5作でFAです。しかし、そうなると今年一押しの『時載りリンネ!』を外さねばなりませんし、なにより愛する中村九郎の『樹海人魚』を無碍にしていいものかと頭を抱えます。『零式』もちょっと惜しいところです。
とは言え、外した3作を採ってしまうと、ライトノベルのなかで非常に優れたミステリのいずれかを外さねばなりません。特に、まだ1作しか上梓できていない尾関修一や、講談社BOXから刊行されているためリストに載っていない西尾維新には「自分が投票してあげないと!」というなんだか母性本能的な愛情すら覚えます。ああ、5作という枠のなんと非情なことでしょうか……。
*1:秋山はむしろ論理萌えですよ!