雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

7文字の感想をいただきました

 id:sakstyleさんとid:toricoさんから、文学フリマで頒布いたしました『7文字でつながる連作超短編を書こう!』の感想をいただきました。

各作品については、それ単体で掌編として成立しているものもあれば、続く人への無茶ぶりを意図しているものもあった。
企画の性質上、統一性に欠くので、やや読みにくいことは読みにくかった。
あと、描写がきらきらしい作品*2が多かったように思う。それがある程度、世界観を共有させるのに役に立っている一方、そういう描写だけになってしまっているものもあった気がする。
また、逆に全然きらきらしくなてく、日常を描いたものが映えた。

雲上回廊のコピー本は、タイトルだけでコンセプトが伝わってくるのが秀逸。表紙のデザインも見易すくキャッチー。完璧だと思った。コピー誌の一つの完成形ではないか。

 読んでいただいたうえ、感想までいただき感謝です。
 以下、同人誌について少し考えてみたいと思います。

アンソロジィ、もしくは雑誌というかたち

 に強い魅力を感じています。
 今までに作った同人誌を紹介するページを用意しておらず、秋山自身、すべての本を記憶していないので正確には分かりません。けれど、それでも秋山の作品だけが掲載されている本より、複数人の作品を掲載したアンソロジィの方が圧倒的に作っていると思います。ぱっと思いつく限り、『7文字でつながる連作超短編を書こう!』と『回廊』第1号〜第13号の他に、『ハイパーテキストプレイ』シリーズで2冊、『メタ探偵トリビュート』シリーズで3冊、『殺人紳士殺人事件』シリーズで6冊ほど作っているので、25冊近く作ってきた計算になります。逆に単著は10冊も作っていないような気がします。
 どうして、複数人が参加している本に魅力に覚えるかは、一言では表現できませんが、やはり根幹にあるのは編集するのが好き、というものかもしれません。

同人誌ならではの要素

 作っていていつも思うのは「これは同人誌でないと出来んな」ということです。
 たとえば『7文字でつながる連作超短編を書こう!』の「ひとつ前の作品から、任意の7文字を引用しなくてはならない」というルールにせよ、『ハイパーテキストプレイ』の「テキストプレイで書かれなくてはならない」というルールにせよ、非常に揺れ幅が広いと言うか、個々人の技量が直截的に反映されてしまうように思います。したがって、上手いひとは、まあ、読めるのですが、下手なひとは目も当てられない作品になってしまいます。ですが、そういうところまで含めて、同人でしかできないことなのかなと考えています。
 いやー、だって、やっぱり同人誌のコストパフォーマンスって悪いじゃないですか。クォリティという面においても、クォンティティという面においても、ふつうの本や雑誌に負けています。であれば、ふつうの本や雑誌にはない要素で勝負するしかないなと、常々、考えています。
 同人誌に関しては、いずれもう少し書くかもしれません。
 最後に。感想を書いていただいたお二人に、もう一度、感謝を。