第13回『回廊』オフと朗読会を開催し、DAICON7と映画村妖怪まつりの小さな小さな怪談ノ宴に参加して参りました。
なんとなく興が乗ったので、久しぶりにオフレポのようなものでも書いてみたいと思います。
回廊オフ
秋山および大半のメンバが関東に住んでいることもあり、今まで回廊オフは基本的に山手線沿線で開催されてきたのですが、ここのところ「東京以外でも開催を!」という声が高くなってきているので、京都回廊オフと滋賀回廊オフに引き続き、大阪回廊オフを開くためだけに大阪に行きました。と言うか、来ました。まだ大阪にいます。
参加者には概ね楽しんで貰えたので、今後も年に一回か二年に一回のペースで、東京以外でもオフ会を企画しようと思います。
朗読会
不肖秋山、最近は朗読というものに興味があり、これを行ってみたいと強く考えていたので、回廊オフの三次会として朗読会を企画しました。参加者は、添田健一、加楽幽明、言村律広、蒼ノ下雷太郎、秋山、以上五名、敬称略。
以下、それぞれが朗読したものを記載します。
添田健一朗読 岡本綺堂著『中国怪奇小説集』所収「開会の辞」
秋山真琴朗読 ロード・ダンセイニ著『戦争の物語』所収「敵襲に備えて」
加楽幽明朗読 『てのひら怪談 百怪繚乱』所収 堀井紗由美著「マシロのいた夏」
言村律広朗読 小俣光之著『プログラミングでメシが食えるか!?」所収「おわりに」
蒼ノ下雷太郎朗読 『とるこ日記』所収「Vol. 1」
添田健一朗読 岡本綺堂著『中国怪奇小説集』所収「女侠」
加楽幽明朗読 『てのひら怪談 百怪繚乱』所収 我妻俊樹著「迷路事情」
言村律広朗読 『独習C#』所収「はじめに」
蒼ノ下雷太郎朗読 ガゼット『紅蓮』
以上、九作。秋山が一回しか朗読していないのは、途中で寝落ちしたからです。眠りこけている秋山を見て「主催者が寝るとかww悔しがらせるために、朗読しまくってやろうwww」と息巻いている雷太郎君の笑みが容易に想像できます。
朗読会自体は非常に楽しかったので、体調を整えて、もっと計画を立てた上で再度、開催したいと思います。
DAICON7
参加、と言っても実はディーラーズルームを訪問しただけです。遥々、大阪まで行きながら、覗くだけで帰るとかどうよとid:fujigawaさんにどやされましたが、東京創元社の解説目録と、id:hurukawaさんの新刊がゲットできたから良いのです。西方猫耳教会の方とお話が出来ましたし、二重螺旋図書館さんの『塩天世界地図 6』も面白かったですし。
小さな小さな怪談ノ宴
いわゆるてのひら怪談系のイベントになるのでしょうか。添田さんと幽明君と映画村をうろついていたら、id:Flack*1率いる怪しい一団を見つけました。ひょーたんさん、タキガワさん、じゅりんださん……もっといたような気がしますが、何人もの美女がid:Flackの半径五メートル以内にいて、その激モテっぷりを幽明君と遠くからそっと見守ったりしました。しかし、その後にid:Flackを凌駕するヒモロギヒロシさんと烏本拓さんというイケメンがふたりも登場し……いや、もういいです。
入場の直前に、伸縮怪談の優秀作品七編が印刷されたものが配布されたので、開場まで読んでいたのですが、勝山海百合の「マコの恩返し」が抜きんでているという話をid:Flackと三十分ぐらいしました*2。ちなみに優秀作品七編は、以下の通り。
山口萩雄「落下」*3
勝山海百合「マコの恩返し」
金子みづは「波間で、手を振るように」
亜紅「空気の違う人」
告鳥友紀「歯のある日常」
行一震「闇の奥の階段」
坂巻京悟「万年氷」
イベントはわりと長丁場でしたが、ビーケーワン怪談大賞、超短編、伸縮怪談と話題が豊富にありましたし、中途、平山夢明や勝山海百合がゲストとして壇上に上がるなど、サプライズが多く、あっと言う間の一時間半でした。また、その後の延長戦は、それまでとは逆に内輪ネタが多く、ビーケーワン怪談大賞に応募している人間としては、楽しく過ごすことが出来ました。