雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

ソロプレイ祭り20120313

 先日、ミヒャエル・シャハトの世界を創造するボードゲーム『モンド』をソロプレイルールで初めて試してみたのですが、ひとりでも意外に楽しむことが出来ました。
 元々、共有のタイルをドローして、個人のボードに配置するというゲームで、複数人でプレイしても、他人と関わることは、ほとんどありません。敢えて言えば、ちらちら他のひとのプレイの様子を盗み見て、競合してしまわないよう注意を払ったり、他のプレイヤが欲しがるであろうタイルを他に取ることが出来ますが、まあ、ぶっちゃけ、そんな余裕はありません。
 カチカチと鳴り続けるタイマーに焦りつつ、せっせと完成させて「ふぅ」とため息をつきながら額に浮かんだ汗を拭い、それから、ようやく他の人のボードの様子を見る。実際には、そんな感じです。
 ソロプレイにおいても、その要素は同様です。限られた時間の中、限られたタイルを手に、このパズルが果たして解けるものなのか考えながら、迷宮の出口を探すようなプレイ感です。
 しかし、ふと、思いました。
──果たして神は、一週間を大慌ての後に創造したのだろうか、と。
 もう少し余裕を持ってもいいのではないでしょうか。遠坂時臣も言っていました。余裕を以って優雅たれ、と。
 前振りが長くなりましたが、そう言うわけでソロプレイ祭り第2弾は「時間制限を無視して、思う存分、自分の世界を創造する『モンド』プレイレポート」です。

最多地形世界


 最初に秋山が着手したのは多様な地形を持つ世界です。
 数えてみると、砂漠が6つ、森林が7つ、平地が5つで、計18の地形を有しています。動物の生息も多く、ずいぶんと活気の感じられる世界です。素晴らしい。

最多湖世界


 次に秋山が着手したのは、複数の湖を持つ世界です。
 と言っても、ルール上、外海に接してしまっていると、それは湖ではなく海とカウントされるため、色々と試行錯誤を繰り返したのですが、湖は最多で4つしか作れませんでした。せっかくなので、面白い形を試そうかなとも思ったのですが、敢えてシンプルに。すっきりと完成させました。

最大湖世界&最多水棲動物世界


 最多湖の次は最大湖です、そしてさらに多くの水の動物を投入しました。
 なんとなくバランスが悪く、歪んでしまっていますが、まあ、悪くありませんね。海の動物たちも多いですし、なんだか素敵な水槽のようですね。これが世界のすべてでは、いささか趣に欠けますが、世界の片隅に、こんな楽園があっても、それはそれで良いでしょう。

最大森林世界


 これは極めて短時間で創造できました。
 ゴリラとオウムとシマウマ。3匹の動物しかいないように見えるかもしれませんが、それは錯覚です。生き物にとって森は恵みの宝庫です。無数の生命が、この森林には、山ほど根付いていることでしょう。心の目で見てください。

素敵世界


 今までは中級ルールにおけるスペシャルボーナスタイルに応じることを、世界創造の指針としていましたが、今回は、上級ルールにおける追加チャレンジタイルから計6タイルを選んで指針としました。具体的にはバッファローが3匹以上、ゾウが3匹以上、パンダが3匹以上、オウムが3匹以上、平地の動物が4種類、森林の動物が4種類です。
 他にヘビが3匹以上、サソリが3匹以上、砂漠の動物が4種類、などのタイルもありましたが、さすがに全てを満たすことは物理的に不可能そうでしたので、砂漠系は、あっさり諦めました。動物がいっぱいいるので、世界の名前は素敵世界と命名。

活火山世界


 最後は、通常のゲームにおいては失点扱いとなり、なるべく避けたい嫌われ者のタイルである火山のみで世界を創ってみました。
 火山を含むタイルは、1タイルに3種類の地形を含むことが多く、最初は、さくさく配置できたのですが、最後の方は、けっこう困りました。こちらを立てればあちらが立たず、といった具合で苦戦しましたが、最終的には、まあ、いい具合に収まったのではないでしょうか。性質上、地形の総数が増えるので、ふつうにプレイするときに最多地形世界を作ろうとするならば、ある程度、戦略的に火山タイルを取っていくのは、ありかもしれませんね。

おわりに

 と言うわけで、全六世界でした。
 ひとつひとつのタイルを吟味しながら時間を掛けてプレイしました。「そういうゲームじゃねぇから!」って感じでもありますけれど、まあ、こういう、ひとりでコツコツ試行錯誤を繰り返すことで、レベルが上がるのも、また事実ですからね。
 わりと、楽しくなってきたので、もう拡張を買ってもいいかもという気分になってきましたよ。

モンド (MONDO)

モンド (MONDO)