雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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秋葉原ゲーム会_2012_0728

 さたもとさんに『洛陽の門にて』面白いですよと飲み会でさんざん言われたので、どれ遊んでやるかと、ここ2回くらい、ゲーム会に持参したのに、いっこうに遊べなくて「『洛陽』を遊ぶゲーム会をやるよ!」と行って、イエサブ秋葉原RPGショップに行ってきました。店長、いつもありがとうございます。
 会場でブースを選んだら「RoopeR」と書かれた卓があって、どうやらBakaFireさん主催の惨劇CONと日程が被っていたようです。

洛陽の門にて


 yskさん、さたもとさんと3人でプレイ。
 結論から言って、良いゲームでした。かなり気に入りました。難易度として高すぎず、低すぎず、でしょうか。
 手番で出来ることは多いものの、現実的な選択肢は、けして多くなく、全9ラウンドを通して、半分くらいの手番は、事前に考えておいた処理を行うだけで、ほぼノータイムでプレイできました。パックを買い始めると、そこで思考が発生するのですが、別段、気になるほどではなく、ちょっと考え、すぐにプレイできる感じでした。
 最初の方のミスが、後々、大きく効いてくることもなく『アグリコラ』『ル・アーブル』『祈り、働け』と比べても、好みとしては『洛陽の門にて』の方が上かなあ、と。
 写真の通り18点で勝利。気に入ったので、しばらくは持ち歩いて、いろいろなひとと遊ぼうと思います。

ブルゴーニュ


 ここから、ゐんどさんが合流して4人です。
 フェルトのダイスを用いた、オープンドラフトと拡大再生産のゲーム。
 前回、4人でプレイしたときは全員が同じマップを使用したのですが、今回は、全員が異なるマップを使用しました。その結果、個々人のボード上での進行具合や、狙いどころが異なり、メインのボードにおける資源の取り合いが、それほど発生しなかったかなという印象。初プレイのときよりも、得られた箱庭感は強かったです。
 今回は右下の城からスタートして、少しずつ左上に上っていくようにしてプレイしました。最終的な得点は221点で勝利。ちゃんとマップを埋めてボーナスタイルを確保したり、後手番のプレイヤのダイスを見て、しっかり仕事するのが秘訣でしょうか。

ローマに栄光あれ


 さたもとさんがカードをスリーブに入れられたので、てかてかしています。
 過去2回のプレイにおける反省点から、今回は、とにかく小さい建物を速攻で立てて、平民を雇える体制を整えることに注力しました。結果、カードの効果もあいまって、効率的にフォローすることができ、最終的に、建物を8つ建てたり、平民を10人も雇うことができました。
 最終ラウンド、建築家のリードに対して、紫のカードを3枚を出してフォローしました。資材を出して建物を完成させるのと同時に、赤の建物を立てて、土台を枯らしてゲームを終了させるのが目的でした。しかし、前手番のゐんどさんによって赤の土台が枯れゲーム終了。勝利点18点でしたが、さたもとさんと同値で、しかも手札も同じ4枚だったので同率1位。もし、ゐんどさんが終わらせなければ……もし、カードを3枚出していなければ……と思わないでもないですが、3回目のプレイにして、ここまで来れたので、満足度は高いです。

フレッシュフィッシュ


 yskさん持参の、フリーゼの古い(?)ゲーム。
 競り、陣取り、タイルといった要素が複雑に絡みあった、良いゲームでした。
 ルールを聞いたときと、プレイし始めた当初は、今ひとつ面白味を理解しませんでしたが、道路が敷設され始めた瞬間に、血液が沸騰するかと思いました。これは……これは、凄まじいゲームです。
 残念ながら、ゲームに臨んだ4人が4人ともコンピュータではなく人間で、しかも長時間ゲームを3つも経た後だったので、道路配置の解決を間違えたりしたりもしましたが、それでも雰囲気は理解しました。これは……iPhoneでやりたいですね!*1
 点数的には0点で3位でした。原子力発電所で爆死したのが敗因。

トランプトリックゲーム


 ラストは20分ほど余ったので、トリックテイキングの『トランプトリックゲーム』を2ラウンドだけ。
 ルールを聞いて、今ひとつ分からず、1ラウンド目は憤死しましたが、2ラウンド目は虎視眈々とプレイして、2位に浮上。ただ、ほんとうは4ラウンドの合計点を競うゲームなので、機会を見つけて、またプレイしたい。

終わりに

 12時半くらいから遊び始めて、19時半までの7時間で遊んだゲームが4作という、かなり充実感の高い会でした。秋山が『洛陽の門にて』、ゐんどさんが『ブルゴーニュ』、さたもとさんが『ローマに栄光あれ』、yskさんが『フレッシュフィッシュ』を持参したのですが、1人が1作ずつ重いゲームを持って集まるというのは、ありですね。
 戦績的にも、1位、1位、1位、3位、2位と、だいぶ勝てました。ありがとうございました。

*1:フリーゼのゲームの、ほぼ全てに対する共通の感想。あまりに機械的な処理が多すぎて、もはやボードゲームでやるより、iPhoneやPCで遊びたい、ということ。