土曜日は、ミスボドぷちでした。
主催者でしたが、ふつうにゲームも遊んだので、その感想などをちょこっと。
リアルト橋
(インスト38分、プレイ時間:75分)
フェルトの新作。
持ち主のイシヅカさんが初プレイだったこともあり、少し時間が掛かったかなという印象。ただ、手番にやることは、けっこうシンプルで、悩みどころは手札を整理するところくらい。
ダイスを使わないフェルトで、リソースマネジメントと陣取りの要素を組み合わせたような感じかな。手札が重要な意味を持つように思えたので、真っ先にそこを抑えて、金貨を蓄えながら、拡大再生産して豪快に回したのですが、陣取りの部分を疎かにした結果、そこに注力していたイシヅカさんに見事に逆転されました。
うーん、難しい! でも、慣れれば1時間以内に終わりそうですし、また遊びたいですね。
(イシヅカさん75点、秋山63点、AFさん47点、RYOさん47点)
ノミのサーカス
(プレイ時間:16分)
遊んだことがなかったので、けがわさんにお願いして持参頂きました。
が、肝心のけがわさんが、がっつり他のゲームを遊んでいたので説明書を読みながらプレイしてみました。
シンプルなルールでありながら、そこそこ捻りが効いていて面白いなあという印象。アクションカードは入れない方が良さそうですね。しっかりカウンティングしないと、下位同士で争って共倒れになりそうな予感です。
(SNさん55点、ペリーさん52点、秋山50点、よしさん49点、おずさん40点)
蟻の国
(インスト含めプレイ時間:138分)
お昼ごはんを食べてから、ペリーさんにお願いして『蟻の国』を遊ばせて貰いました。
手元の個人ボードでワーカープレイスメントしながら、中央のボードで陣取りするという印象。他の3人が、まずはワーカーを増やそうとしているのを横目に「まずは要所を抑えよう!」と、ゲーム終盤に鍵となりそうなところに蟻フェロモンを巻いたりします。
どうやら高い難易度のミッションばかりだったらしく、非常に辛い展開で、観戦していた澤村さんも「全体的に点数が低いねー」と仰られていました。個人的には、戦闘蟻がいれば食料は軽減されるし『アグリコラ』に比べれば、全然、苦しくないという印象です。
面白いは面白かったですが、ちょっとプレイ時間が長すぎるかな。さくさくプレイしてくれるひとと一緒ならば、また遊んでみたいなと思います。
……そう言えば、緑コマがなかったので、どうしようかなあと思いましたが「秋山さん、腹黒いから黒コマどうぞ」と差し出されました。うむ。虚偽の宣告であると否定はしませんが、大変遺憾である……。
(ペリーさん45点、秋山44点、アズマさん34点、Pecoponさん30点)
テネシティ
(インスト:2分、プレイ時間:18分)
王子にお願いしてプレイさせて頂きました、有限浪漫さんの作品。
初プレイでしたが、これは反射神経を要する苦手なゲームですね。仕組みは面白いと思いましたが、自分向きではなかったです……。
関係ないですが、これを遊んで改めてHABAの『そっとおやすみ』を遊んでみたいなと思いました。
(サイトウさん-1点、SNさん-4点、シャロペロ王子-7点、秋山-7点)
デカスロン
(インスト:10分、プレイ時間:35分)
引き続き、王子にお願いしていたゲームです。OKAZU brandさんの作品。
これはー……なんだか、非常に、もったいないゲームのように思いました。堅実にデザインすれば、そこそこ面白いカードゲームになりそうな予感があるのですが、多分、テーマに従うことを重視したのでしょう、各ラウンド毎のルールが極めて複雑であると感じました。
先の予測が立てにくいうえ、同点であれば手番順によって有利不利が決まるというルールが、ざっくり過ぎるように感じました。とりあえず、参加者全員分のサマリーが必要ですね。
……あれ、記憶していたより点数が低いな。惨敗したけれど、まあ、そんなに嫌いじゃないですよ。
(けがわさん31点、サイトウさん26点、イシヅカさん23点、シャロペロ王子22点、SNさん15点、秋山13点)
マスターズギャラリー
(インスト:10分、プレイ時間:30分)
またの名を、モダンアートカードゲーム。
競りゲーの傑作にして、クニツィアの代表作でもある『モダンアート』から、競りの要素を取り除いたというカードゲーム。競りゲーから競りを取り除いてゲームが成立しうるの? という疑問は、ごもっとも! そんな空虚とも思えるゲームであるにも関わらず『モダンアート』より『モダンアートカードゲーム』の方が好き! というひとも多いらしいです。
モダンアートカードゲーム……一体、何者なんだ……?
積年の謎を、この日、ついに解き明かすことができました。
結論から言って面白かったです。
このゲームを通じて『モダンアート』が、競りもそうですが、カードマネジメントが、非常に高いレベルで要求しているレベルであったことを自覚しました。いかにも派手かつ、目に止まりやすい部分として競りという要素がありましたが、その背後には、カードマネジメントが土台としてあったのです。従って『モダンアート』から競りの要素を取り除いた『モダンアートカードゲーム』は言うなれば、『モダンアート』の奥深くに潜んでいた本質を浮き彫りのしたようなゲームとも言え……、
つまりは、
非常に面白かったです。
そして秋山もまた、このカードゲームの魅力にとりつかれました。『モダンアート』は機会があれば遊ぼうかなというレベルですが『モダンアートカードゲーム』もしくは『マスターズギャラリー』は「欲しい!」という気持ちが強く喚起されるほど面白かったです。
機会を見つけて入手して、何度も回すことにします。
(サイトウさん113点、秋山113点、けがわさん106点、SNさん72点)
アセンション
(インスト:10分、プレイ時間45分)
はい、今日も遊びました。
『ドミニオン』よりもシンプルかつ派手なルールが魅力の、ハイスピードデッキ構築『アセンション』。
今日はSNさんが2回目のプレイ、ペリーさんが初めてとのことでしたが『ドミニオン』は経験ありとのことで、自宅と同じテンションで遊ぼうかなあと思っていたら、SNさんが序盤から非常に強いカードを抑えまくって「これは全力で追いかけないと惨敗必至……!」と感じました。
事実、中盤からSNさんが凄まじい勢いで回転を始めたので、ペリーさんへの遠慮を、かなぐり捨てて圧縮、エンライテッドからのメカーナコンストラクトで追いすがりました。
が、最後は微妙に間に合わなくて惜敗。悔しいですが、面白かったです。
(SNさん107点、秋山102点、ペリーさん71点)
花火
(プレイ時間:40分)
そろそろ遊び疲れたから、のんびりしていようかなと思ったら『花火』が立てられようとしたので、慌てて混ぜてもらいました。『花火』が立つというのであれば、この秋山、いつ何時であろうとも受けて立ちましょう!
今回はSNさんが経験者とのことでしたが、他3人は初プレイとのことで、オールマイティは除いたものの、気持ち多めに喋ったりして、個々人があまりプレッシャーを感じないように遊べるよう心掛けました。
序盤に青2が落ちたり、相次いで青3、青4が落ちたりして非常に苦しい展開を強いられましたが、目標値として18はクリア出来ましたし、きっと次回は、もっと上の点数を狙えることでしょう。
(19点、花火師:Redさん、ごん太さん、ペリーさん、SNさん、秋山)
ディグイット
プレイ時間はメモし忘れましたが、10分程度だったと記憶しています。
プレイする機会のなかった作品をSNさんがお持ちだったので、頼んでプレイさせて頂きました。一言で説明すると『ダイアモンド』もしくは『インカの黄金』の個人プレイでしょうか。カウンティングが重要な要素になってきますが、あまり深いことを考えずにガシガシと遊ぶのも楽しいですね。
(ペリーさん7点、秋山7点、にったさん4点、ごん太さん2点、SNさん2点、Redさん0点)