雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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超文学フリマinニコニコ超会議2レポート

 買ったり貰ったりした本については、順次、読んでいった後に感想を書こうと思いますが、ターゲットは月末ですね。今年のGWは、まさかの10連休ですが、ほとんどボードゲームで予定を埋めてしまったので、あまり本を読む予定がありません。月末にまとめて感想を書くと忘れてしまうので、先行して、イベントとしての感想をつらつら書き残しておきたいと思います。
 超文学フリマは、文学フリマのスピンアウト企画として、ニコニコ超会議というイベント内イベントでした。幕張メッセを広範囲に借りていて、討論イベントやライブイベントなどが開催されている傍ら、小説や評論の即売会があったという感じです。
 秋山は午前中、国際展示場で開催されたゲームマーケットに参加してから、幕張メッセに足を伸ばしたのですが、道中、他のイベントと比較して文学フリマは客が少ないという情報をTwitterで見聞きしました。大阪文学フリマでは、ほとんど本を買わず、超文学フリマで買うつもりだったので、客が少ないのは個人的に歓迎すべき事態ですが、主催である望月さんは悲しんでいるだろうなと思いながら午後過ぎに到着。端的に言って驚きました。
 いました。
 と言うか、けっこういました。
 なるほど文学フリマを主要目的として来場していたひとは少なかったかもしれません。併催されているという理由で、立ち寄ってみた方が多いなという印象です。しかし、それ故に関心の幅に引っかかるかどうか、引っかかった場合、どれくらい深みがあるものなのか。瞬時に見極めようとする熱意に関しては、最近の、生粋なる文学フリマ以上にあったように感じます。
 ひと通りブースを歩き回って知り合いの新刊を中心に散財してから、雲上回廊のブースを片付けて宵町めめさん、もにょさんや、道行く方々に声を掛けてボードゲームを遊んだりしました。具体的には『樹ブロック』と『セブンスナイト』です。特に『樹ブロック』は、ひと目でルールが分かりますし、非常に良いですね。「これを積み上げて何が楽しいんですか?」と言い放った初老の男性や、真剣な眼差しで芸術的樹木を仕上げた小学生男子、本じゃなくてこれを売って欲しいですと言って去っていた高校生男子が印象に残っています。あ、男性ばっかりですね。売り子が女性だったからでしょうか。いえいえ、女性も多くいらっしゃいました。むしろ、普段以上に女性の方が多かったですね。どうしてか雲上回廊は、女性のファンに恵まれてたいへん光栄です。
 終了後は、いつも通り個人で参加しているサークルの片付けを手伝ってから、複数サークル合同打ち上げを企画しました。今回は11サークル14名の方にご参加頂きました。色々な方と交流できて楽しかったです。新刊の売れ行きや、同人や即売会に対する熱い思いをお伺いさせて頂き、自分のテンションも大いに上がりました。もう少し語りたい! という方が5名ほどいらして、3次会として絶対移動(中)大賞の選考会後の打ち上げで使った店に向かい、奇しくも同じ席で文学に対する熱い思いをぶつけあいました。
 次回は11月あたりとのこと。待ち遠しいですね。