雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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2013年に見たアニメについて10作

 なんとなく気が向いたので、小説、マンガと来て、では、アニメについても少し。後、2013年に見たというだけで、昔の作品も含まれますが、それは、それで。
 見た順で行きましょうかね。

偽物語

 西尾維新原作。
化物語』の後日談として栂の木二中のファイヤーシスターズこと阿良々木火憐阿良々木月火を取り上げた作品のアニメ化。今でこそ『化物語』シリーズは、西尾維新の代表作として、戯言シリーズをしのぐ感じになっていますが、最初は『化物語』で完結だったのですよね。それが、あれよあれよと言う内に『傷物語』『偽物語』と出てきて、セカンドシーズンが始まってからは、もう完全に収拾がつかない感じですよね。楽しいからいいですけれど。
 今から西尾維新を読み始めるなら、短くまとまってる『化物語』がオススメ! なんて、エントリを書いた日が懐かしいです。
http://d.hatena.ne.jp/sinden/20071002/1191303520

Fate/Zero 2期

『Fate/Zero』 Blu-ray Disc Box II [Blu-ray]

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 初めは見ない予定だったんですよね。もう『Fate』は充分かなあと思っていたのですが、でも1期のオープニングが、えらい格好良くて、2期を待ってられなくて星海社文庫の原作を買って、一気に読んだ記憶があります。
Fate/stay night』は登場人物の大半が子どもなのに対し、『Fate/Zero』は大人なのが良いですよね。あくまで『Fate/stay night』の前日譚という位置づけなので、ほんとうの意味ではハッピーエンドではないのですが、ラストの、衛宮切嗣の穏やかな表情を思い返すとグッと来ます。Kalafinaいいですね。

めだかボックス 第2期 番外編

 西尾維新原作『めだかボックス』は大好きな作品ですが、球磨川禊が登場してからが真骨頂となるので、アニメで観たのは番外編だけです。
 カラー放送のアニメならではの仕掛けが、とても良く、球磨川禊はアニメでも括弧良かったです。

ジョジョの奇妙な冒険

 トリビュート小説やアニメ化、ゲーム化など、ここ数年『ジョジョ』の評価が進んでいますね。
 アニメ版の『ジョジョの奇妙な冒険』は、なかなかに面白かったです。1部も2部も、そんなに好きな作品ではないのですが、あの濃ゆい画風や擬音を上手いこと表現していたり、ナレーションを入れまくっていたりして、かなり原作再現度が高く、ファンも安心して観ることが出来たのではないでしょうか。シーザーの最期は泣けますね。

進撃の巨人

 原作は1巻だけ読んで「悪趣味……」と思って無視していたのですが、なんとなく観たのが第5話で、そのスピード感と展開に飲み込まれました。
 そこから先は毎週、楽しみに観ていたのですが女型の巨人が登場する前くらいに我慢できずに、原作を全巻揃えて一気読み。リヴァイ兵長が好きです。

ダンガンロンパ

 原作がiPhoneアプリになったので遊んだのですが、とにかく最後の学級裁判が大好きで「アニメはどう料理してくれるのかな〜」と楽しみに視聴し始めたのですが、うん、ええ、まあ、お察し……。

京騒戯画

京騒戯画 零巻(VOL.0) [Blu-ray]

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 やって参りました。
 諸君、京騒戯画ですよ。
 面白かったですねえ、良かったですねえ。
 なんの気なしに第3話の「長男と愉快で科学な仲間」を観たのですが、観終える頃には大好きになっていました。
 元々、家族でないひとたちが集まって家族になるという話が大好きなんですよね。その割に、その手の、いわゆる擬似家族もの作品には、あんまり触れていないわけですが。
 正直、この作品は、とても好きで、アニメ作品で言うと『Serial experiments lain』や『灰羽連盟』に匹敵する面白さを抱えていると思うのですが、今ひとつ、どう好きかは言語化できません。ここが良かった、あそこが良かったと、一概には言い切れないのですよね。
 キャラとして、いちばん好きなのは鞍馬です。コトのお兄ちゃんたる明恵のお兄ちゃんという立ち位置が良いですね。自分の気持ちもあるんだけど、妹や弟たちの気持ちも大事にする。そういうのが、とても良いです。ショーコ博士も良いじゃないですか。ツインテかわいい。
 と言うわけで、DVDの0巻と1巻を買いました。
 アニメのDVDを買うのは初めての経験なので、ちょっとドキドキしています。後、自分が、DVDを買うほどに、アニメの作品に惚れ込むということにも驚きました。まだまだ、秋山の中で、この作品は熱を持っているのですが、言語化できる程度に落ち着いてきたら、また何か書こうと思います。

キルラキル

 面白いと思いますよ。
 このスピード感。やたら忙しいを言い訳にする現代人向きじゃないですか。絵柄の新しい古いは分からないので、どこが昭和なのかは分かりませんが、スピード感が好きです。

物語シリーズセカンドシーズン

 西尾維新原作。
 ファイナルシーズンも全部アニメ化されそうですね。

四畳半神話大系

 面白いアニメが観てみたいなあと思ったところで、勧められたので観てみました。
 傑作でしょう、これは。
 原作を読んだのは2005年7月のことなので、だいたい8年前。内容は薄ぼんやりとしか覚えていませんでした。アニメ版は第3話くらいが、けっこう、しんどかったですね。これを、延々と10話まで繰り返されるのかと頭を抱えましたが、第4話から緩急がついてきて、第10話から第11話にかけてのカタルシスは存分に楽しむことができました。
 一気に観ると、いたるところに伏線が仕掛けられていることに気がつけるのが良いですね。小津かわいいです。

おわりに

 と言うわけで、10作でした。
 この他に『ef』の1期を観たり2期を観たり『まどか☆マギカ』の映画を観たりしましたが、それらは別に書いたので割愛します。
 アニメは楽しいですが、時間が、ごっそり持っていかれるのが難ですね。ただ、一週間に一度の楽しみとしては、日常の清涼剤にもなるなあ、と。今年も適度に観て、適度に楽しもうと思います。