せっせと漫画を読み進めていますが、まだ怪盗キッドも灰原哀も登場していない秋山です、こんにちは。
今日は劇場版コナンの第3作『世紀末の魔術師』と『瞳の中の暗殺者』について。
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世紀末の魔術師
ロマノフ王朝の遺産「インペリアル・イースター・エッグ」を巡り、怪盗キッドとコナン・服部平次が対立し、そこに元々の所有者の末裔が絡んできて……と、非常にルパン三世っぽい展開。
登場人物も日本人だけでなくロシア人や中国人が登場し、ドイツのノイシュヴァンシュタイン城を模した城には罠やカラクリ仕掛けがいっぱいで、こういうところもルパン三世っぽい展開。
終盤までは怪盗キッドが格好良すぎて、どういうことなの? と思っていたら、最後、なんか鳩がいっぱい出てきて、シュールな絵柄に「え、キッド、これ、カッコイイと思ってるの? マジで? いや、ないっしょ! 気づいて! ダサいってこと気づいて!!」となりました。後、服部平次の噛ませ犬感がひどいですね。
瞳の中の暗殺者
これ、傑作ですね。
どんな作品に対しても言えるかもしれませんが、けっこうストレートな恋愛が好みなのかもしれません。今回は、警察関係者が連続して狙われ、犯人も警察関係者っぽいというミステリ的には興味深いストーリーでしたが、蘭が記憶喪失になってからの展開が白眉でした。
あの蘭が気弱になっているだけで、何というか、途端に何もかもが色褪せるんですよね。今まで、いかに画の中で蘭が光を放っていたかを自覚しました。戸惑う毛利小五郎や妃英理の姿に動揺し、うなだれる鈴木園子を見て泣きそうなりました。
そして、終盤、体を張って蘭を守るコナンと、ストレートな告白シーンには涙腺決壊ですよ。良い、良すぎる……(語彙力失踪)。
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次回は
『天国へのカウントダウン』と『ベイカー街の亡霊』の予定です。
Huluで劇場版コナンが見られるのは、7月7日までなので、少し急がなければ、ですね。
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劇場版『名探偵コナン』他の作品の感想に関しては、こちらにまとめていますのでご覧ください。