博多なぞサミット2で開催されたナゾネットはかたさんによる公演『ミリオンゴッホ ~神々の素描~』の感想です。ネタバレには気をつけていますが、気になる方は回れ右推奨です。
ストーリー
ここは神々の作品が飾られた美術館でございます。
作品には決してお手を触れないようお願いいたします。
・・・あぁっ!お客様!作品名を!あぁっ!
ならず者のせいで神々はお怒りです。
http://nazosmthkt.tonkotsu.jp/nazo9.html
代わりに作品名を取り戻し許しを請う儀式を行ってください。
脱出率
不明。
閉じ込められる前
せっかく九州に来たのだから、九州の団体さんの公演が遊びたい! そう思って、この公演を選びました。ここまで、ほぼコピペです。
当日、開催場所に行って驚きました。
部屋じゃないのです。
物販や受付、休憩スペースの一角をホワイトボードで区切っているだけなのです。
なんかすごい。
あまり近づいたらネタバレを聞いてしまうかもしれない。そう思って、ちょっと距離を取って開始時間を待ちました。
閉じ込められてから
「1チーム2名です。今日は、お二人で来られました?」
「え? 違いますけれど、まあ、じゃあ、この方と一緒に挑みます」
「はい、では、こちらにお入りください」
すっすっすっ。
ちらっ。
「なるほど! こういうことか!!」
ホワイトボードの裏側を見た瞬間に一目瞭然、どういう公演か理解しました。いや、上手いですねー。
脱出を終えて
楽勝でした。
11分50秒残しだったので、プレイ時間は13分強でしょうか。
謎解きそのものは、けっこうかんたんで若干の拍子抜け感が否めませんが、この形態を取ったという点において、非常に素晴らしいと感じました。
実際には、1人30分のカフェ謎でも成立すると思うのですが、敢えて2人1チームで、25分の公演にしたところに価値がありますね。博多なぞサミット2に来たけれど、空いている公演がなくて暇。そういう方を、可能な限り減らしつつ、最大限に楽しんでもらいたいという創意工夫を感じました。素晴らしいです。
秋山チャート
要素 | 5段階評価 |
---|---|
オススメ | ★★★★ |
探索 | ★ |
物量 | ★★ |
ストーリー | ★★★ |
画伯度 | ★★★★★ |