雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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エッセン・シュピール2017旅行記(6日目)

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 楽しかったエッセン旅行も、ついに最終日を迎えてしまいました。
 夢のような休みは、いつも終わってしまうのが、ほんとうに辛いですね。

この記事は6日目です!

 5日目はこちら。
www.unjyou.com

起床、チェックアウト

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 最終日は、のんびりと起床しました。
 ヤポンブランド的には、売り切れたゲームも多く出てきて、消化試合的なムードが漂っていました。大きなトラブルなく推移して良かったと思います。
 昨晩のうちに作っておいた荷物をフロントに預け、ホテルを出ます。最後にもう一回、振り返ってぱしゃり。

会場の様子

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 この日もヤポンのブースを手伝いながら空き時間で会場を見回りました。
 まずは、カルカソンヌ世界選手権の会場。日本の国旗もありますね。今日は、ここで日本が誇る望月さんが戦いを繰り広げます。


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 会場で見かけた高いゲームのひとつ。200ユーロ(約27000円)と言うことで、なかなかの値段ですね。


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 こちらは、日参していた中古ショップで見つけた『ブルームーン』のポスター。
 棚のすみっこに立て掛けてあったのを見つけて、見せてとお願いしました。
 けっこうな大きさで、残念ながら折りたたまずに日本に持ち帰られる気がしなかったので、記念に写真にだけ撮らせてもらいました。


 ちなみに、このポスターは、その後、



 という運命を辿った様子です。
 ちなみにポスターの右手に偶然、写り込んでいる方が店主の奥様……と思われる方なのですが、ポスターを諦めて立ち去ろうとしたら、


「ちょっと待って! あなた、ランドルフ好きでしょう」


「(え? 熱狂的に好きではないけれど)ええ、よく覚えてますね。好きですよ」


「あなたのために、取っておいたゲームがあるのよ。ほら、これ!」


 と、言ってガイスターの大箱版を出されました。


「ガイスター! でも、これ一昨日にあなたから買ったよ」


「そうよ、でも、あれは小箱。これは違うバージョンよ」


「なるほどね」


「10ユーロ」


「オーケーオーケー。買うよ」


「そう言うと思ってたわ。おまけにこれもつけるわね」


 と、言って出されたのはガイスターのボード。


「もしボードが壊れても、これが予備になるから安心ね。これは無料よ」


「予備! 素晴らしいアイデアだ。これならビール飲みながらでも遊べるね」


 と言うわけで、10ユーロで、ボードが2つついている『ガイスター』を買いました。
 こういうダイレクトな売り込みは、とても嬉しいですね。
 向こうからすれば顔の見分けもつかない怪しい日本人だろうに、しっかり覚えていてくれて、しかも呼び止めてもらえるなんて嬉しい限りです。買わざるを得ません。


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 水曜日に行ったTeam Escapeさんのブース。
 謎を解いて箱を開けるという謎解き無料体験をやっていました。遊びたい気持ちはあったのですが、けっこう並んでいたので断念しました。


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 こちらも中古ブース。
 ちょうど中央に『カタンの開拓者たち』があるのが見えますかね。
 縮小した写真では潰れてしまっているかもしれませんが、トイバーのサイン入りです。値段は怖くて聞けませんでした。


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 革製のブックカバーを売っていたブースです。
 よく見たら羽ペンなんかもありますね。雰囲気があって良さそうですが、日本とは本のサイズが違うので、使う機会はなさそうだなー、と。


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 フレイさんに「『キメラ』を買ってきてください」と頼まれて、ずっと探していたら珍しい版を見つけたので立ち止まったら、『漁火』も大々的に展示されていました。
 写真を撮った後に、見たことのない『キャントストップ』もあって、聞いたら5ユーロ(約700円)と言うので、つい2つも買ってしまいました。


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 ガレリアを通りがかったときのこと、子どもたちが何かをやっていました。


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 何か……。


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 何をやってるんだ、これは??


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 カルカソンヌ世界選手権の様子。
 ちょうどヤポンの手伝い時間と被ってしまったので、望月さんの応援は、あまり出来なかったです。
 残念ながら、今年は結果が出せなかった様子で来年に期待ですね。


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『ラブクラフトレター』にカナイさんのサインを貰いました。
 日本でやれ。と言われるかもしれませんが、やっぱり世界のカナイセイジには、海外でサインを貰いたいですよね!


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 2018年に発売予定のクニツィアの『モダンアート』の新版。
 木槌までコンポーネントに含まれるらしく豪華です。
 と言うか、グスタフ・クリムトの『接吻』があるじゃないですか! これは、欲しいなあ!!

ホテル~デュッセルドルフ空港

 15時の少し前でしょうか。ベルリンまで台風が来ているらしいと聞いて、早めに会場を辞することに。
 ヤポンの手伝いをしながらでしたが、けっこう楽しむことができました。唯一の心残りは、プレスデーに知り合ったスペイン人のJUGAME STUDIOのファンの方が、『パーフェクトホテル』を無事に購入することができたかどうかですね。


#5 Essenjugandoenpareja.wordpress.com


 こちらのブログの方なのですが、Chromeの自動翻訳を信じる限りならば、無事に購入できた様子で何よりです。


 会場から、いったんホテルに戻り、フロントに預けていた荷物を受け取って、タクシーでデュッセルドルフ空港まで向かいます。
 デュッセルドルフ空港には、ANAの窓口があって、チェックインや手荷物対応等、すべて日本語で出来ました。
 人によっては便利かもしれませんが、秋山は、旅が終わってしまう感があって、若干、残念でした。

デュッセルドルフ空港

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 保安検査を済ませ、免税店を見ていたら、Killepitsch(キレピッチュ)を販売しているブースを見つけました。
 キレピッチュというのは、100種類ものハーブをブレンドして作られたリキュールで、デュッセルドルフの地酒となります。飲んだことがないので秋山は、分かりませんが、一緒に試飲した方は「養命酒みたい」と言っていました。
 クラシックスタイルの他、ジンをブレンドしたバージョン、ウォッカをブレンドしたバージョン、女性でも飲みやすいようにアップルサイダーとブレンドしたバージョンと計4種類、販売していました。
 ハーブリキュールと言えばウンダーベルグしか飲んだことがありませんでしたが、キレピッチュは、かなりしっくり来ました。一本、買って帰り、夜に飲んでいますが、なんとなく健康的です。日本で買えないのが難点ですね。


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 疲れもあったので、搭乗前にやるべきことは先に済ませてしまおうと出国審査を済ませたら、これが大失敗。
 なんと、出国ゲートから搭乗口の間には、ソファと変な売店しかなかったのです。


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 ドイツを発ってしまう前に、最後にもう一回、旨いビールとソーセージを決めようと思っていたのに、この売店では5ユーロもする缶ビールと冷たいベーグルしか売ってなくて、完全なる罠でしたね。やられました。次にデュッセルドルフ空港を使うときは、絶対に同じ過ちは繰り返しません。ドイツをギリギリのところまで楽しんでから、出国審査に臨むことにします。

搭乗~帰国

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 飛行機はANAでした。
 既に周りは日本人ばかりで、売店のしょぼさもあってテンションは下がるばかりです。
 あー、ルフトハンザドイツ航空が良かったです。
 もう少しドイツ語を聞いていたかったです……。


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 席についた後、飲み物を聞かれたのでビールと答えたら、プレミアムモルツ、スーパードライ、キリンの3種類ということで、仕方なくプレミアムモルツです。
 いえ、プレモルはプレモルで大好きなんですけれど、やっぱりね、ドイツのビールがですね……。


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 食事。なんだっけか、魚のフライとチーズだったかな。もう、明らかにテンションが下がってます。


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 眠れなかったので映画を見ました、『スパイダーマン:ホームカミング』。
 スパイダーマンって、中身は少年だったのですね。初めて知りました。けっこう痛々しい感じの少年で、正直、途中は、


「うわー! もう、恥ずかしくて見てらんない! もっと、やりようがあるだろうに!!」


 と、ヤキモキしました。
 しかし最後には、覚醒して格好いいところを見せてくれて良かったなあ、と。
 一回りも二回りも成長したスパイダーマンが、アイアンマンと肩を並べて戦う日が来れば良いですね。


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 食事、2回目。オムレツ。テンションは底辺を蛇行していました。


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 もう1本、映画を見ました。今度は『ワンダーウーマン』。
 これはですねえ……どういうことなんですかね? どこまでが現実で、どこまでが架空なのか、よく分からないですね。神々が生きていた伝説と、現代の世界が地続きになっているのでしょうか。変に現実が気になってしまい、どこまで本気でやるんだろうと思っていたら、わりと最後まで本気で、


「えっ? あっ! ほんとうに、本気だったんだ!」


 と逆に驚きました。


 後はだいたい寝ていて、さっくり成田空港に着きました。

成田空港~帰宅

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 帰りは日暮里まで指定席を取って、そこから先はJRで帰りました。
 ちょうど帰宅ラッシュが始まる直前でしょうか。大荷物を持っての移動だったので、けっこう難儀しました。
 次は、絶対に羽田を使おうと心に決めました。月曜日から金曜日まで休みを取って、土日とくっつけて9連休にして、羽田を使う。これが最適解ですね。

終わりに

 と言うわけで、長々と続いたエッセン・シュピール2017旅行記、最後までお読みいただき、ありがとうございました。来年もお金と時間が許せば行きたいですね。