ブッコさんのゲームマーケット2017神戸の新作『YOMEN』を遊びました。
「Lから見えている色を教えてください」
「下から黄色、黒、赤」
「なるほど」
「じゃあ、次は、こちら。Fから見える色」
「青、青」
「オーケー」
「次。Dから見える色」
「赤、赤、赤」
「なるほどねえ」
まあ、だいたいこんなゲームです。
ある種の立体的な潜水艦ゲームでしょうか。3色に塗り分けられたブロックを、衝立の内側で積んでおいて、質問を繰り返しながら相手より早く、相手の積み方を当てるゲームです。
3掛ける3の範疇にしか置くことができないので、そもそものパターン数が少なく、1回のプレイ時間は10分にも満たないです。それに故に「もう1回」が言いやすいゲームでもありますね。
実際に秋山が遊んだときも、3回か4回くらい連続して遊びました。
いち早く当てるために、最短距離を最適解で駆け抜けようとするのですが、時々、意想外な配置方法があったりして、
「これしかない。絶対にこれだ。これです……!」
に対して「違います」とすげなく言われたときの絶望感と言うか、なにもない虚空に放り出される感は、けっこう癖になります。
さっくり遊べる2人用推理ゲームを探している方にオススメです。