ごいた、打ってますか?
こんにちは、秋山です。
今日はエアごいたの話です。
- エアごいたって?
- エアごいたの遊び方
- 面白いの?
- ある昼下がりのエアごいた
- ここまでの流れを整理してみましょう
- エアごいたの続き
- それぞれの手を想像してみましょう。
- エアごいたの続きの続き
- 最後の検討
- で、結局、エアごいたって?
- 終わりに
エアごいたって?
特に定義されたものがあるわけではなく、日頃、ぺこらさんと一緒にやっている謎めいた遊びを、エアごいたと呼んでいます。
元々は、ごいたの練習と暇つぶしを兼ねてやっていたのですが、エアごいたという言葉だけを聞いて、
「エアごいたって何じゃらほい」
という方も出てきうると思ったので、このような記事をしたためることにした次第でございます。
エアごいたの遊び方
用意するものは、想像力と記憶力です。
2人で遊ぶときは、片方のプレイヤが1番手と2番手を、もう片方のプレイヤが3番手と4番手を担当します。
後は、通常のごいたと同じようにプレイしていきます。ただ、通常のごいたと異なり、実際に駒を配っているわけではないので、そこは気分で打っていきます。そして、敵方の手についても気分でなしとしたり、あると言って受けたりします。
面白いの?
まあ、暇つぶしにはなります。
そして、ある程度は練習にもなると思います。
その証拠として。実際の様子をご覧ください。
ある昼下がりのエアごいた
1番手「伏せて、馬」
2番手「なし」
3番手「なし」
4番手「なし」
1番手「伏せて、飛」
2番手「なし」
3番手「なし」
4番手「飛受けの、銀」
1番手「なし」
2番手「なし」
3番手「銀受けの、馬」
4番手「なし」
1番手「なし」
2番手「
さて、ここは悩みどころです。
2番手は何と言うべきでしょうか?
ここまでの流れを整理してみましょう
馬の所在について考えてみましょう。
仮に1番手が3馬であれば、馬連打で良いでしょう。
そうでなく、間に飛をはさんだと言うことは、2馬という可能性が有力です。
3枚目の馬は、1番手の相方である3番手が持っていたことが、かかりに応えたくれたことで分かります。
では、4枚目は果たしてどこにあるのでしょう?
これは二択です。
3番手のプレイヤが2馬はもちろん成立しますし、2番手のプレイヤの手がたとえば「王金銀馬香ししし」みたいなケースでも成立しえます。これは2番手のプレイヤが攻め手にあぐね、相方に期待して最初の馬を見送ったという可能性ですね。
ここでは後者の方が展開的に面白くなりそうなので、2番手のプレイヤには馬を受けさせてみましょう。
エアごいたの続き
2番手「馬受けの、銀」
3番手「なし」
4番手「なし」
1番手「なし」
2番手「伏せて、し」
3番手「し受けの、金」
4番手「なし」
1番手「なし」
2番手「金受けの、し」
3番手「し受けの、金」
4番手「なし」
1番手「
さあ、ここも悩みどころです。
1番手は何と言うべきでしょうか?
それぞれの手を想像してみましょう。
今までの情報から分かる手を考えてみます。
1番手:飛馬馬?????
2番手:金銀馬しし???
3番手:金金銀馬しし??
4番手:飛銀??????
ここまでは見えています。
2番手のプレイヤは、銀ししで攻めてリーチしています。相方から出された金を、そのまま流して良いものでしょうか。実際のごいたでは敢えて流しても良いのですが、ここは練習を兼ねて、敢えて受けてみましょうか。
エアごいたの続きの続き
1番手「金受けの、し」
2番手「なし」
3番手「なし」
4番手「
さあ、いよいよ最終局面です!
4番手はどうするべきでしょうか。
最後の検討
「し受けの角角王玉で100点上がりです」と言わせたいところですが、そうなると2番手の中盤の動きが不明瞭になります。
香連打で勝ちたいところですが、序盤に「飛受けの銀」を打った時点で、4香の可能性は消えています。今さら香を打っても、2番手のプレイヤに届く前に、1番手のプレイヤに上がられる可能性があります。
ここの最適解は、おそらくは4枚目の銀でしょう。
1番手のプレイヤが王を持っていれば、切られて終わりますが、1番手のプレイヤが王を持っていなければ、2番手のプレイヤが切って、香で上がってくれて20点です。
で、結局、エアごいたって?
冒頭にも記した通り、暇つぶし兼練習です。それ以上でも以下でもありません。
この手順を示したら、
「それは、量子ごいたでは?」
と指摘を受けました。確かに、そうかもしれません。ある種、言ったもん勝ちみたいなところがエアごいたにはあります。
余談ですが、ごいたは、元々、能登の漁師の遊びだったので、漁師ごいた……いえ、なんでもありません。
終わりに
ぺこらさんは、エアごいたどう思います?
どこまでやったか忘れるから紙に書きたいよね
確かに
皆さんも、是非、お試しください。