皆さん、こんにちは。
ベイカー街からは無事に脱出できましたか? 秋山です。
『謎特異点I ベイカー街からの脱出』5月11日19時半の東京公演後に開催された、スタッフトークイベントのレポートです。謎のネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
オープニング
司会の方の合図の後、FGO PROJECTクリエイティブプロデューサーの塩川洋介氏、Fate/Grand Order マーケティングディレクターのバスター石倉氏、SCRAPの平井真貴氏が壇上に上がりました。
石倉氏はバスター柄のTシャツを着ていらっしゃって、登場時からインパクト絶大でした。
テスト公演について
テスト公演(いわゆるデバグ公演のことでしょうか)を、どうやら何度も行っていたらしく、最初はその話題でした。
1ヶ月半前のテスト公演から8割変わった。
8割も変わったら、それは、もう別物なのでは? と思ったりしますが、それだけ様々な意見を取り入れ、ブラッシュアップした、ということなのでしょう。
テスト公演のたびに、
FGOらしさを増していった。
ということなので、細かい謎よりも、全体で見てFGOっぽいかぽくないかのところを調整されたのかもしれません。
本公演を制作する中で大変だったこと
FGOのどこをとりあげるのかで悩んだ(中略)特異点Fとか。
確かに言われてみれば、最初は意外に感じました。
謎特異点1とナンバリングされていますし、正直、フランスでも良かったように思っていたのでした。しかし、
イベントでも、そうだが顔となるサーヴァントを考える(中略)今回は、やっぱりホームズかな、と。
これを聞いて納得しました。
確かに、ジャンヌ・オルタの奸計にハマって窮地に陥ったジャンヌを1時間以内に救出せよだとか、皇帝ネロの客将となり敵将を打ち取る策を1時間以内に考えよ、みたいなのでもリアル脱出ゲームは成立したかもしれませんが、やっぱり謎解きにフォーカスするには、ホームズを顔にするのがいちばんかもしれません。
互いのコンテンツに対する印象の変化や感想
FGO脱出が出来上がった経緯に関しては、公式サイトに塩川洋介氏とSCRAP代表の加藤隆生氏の対談記事があるので、先にこちらを読んでおいた方が良いかもしれません。
全体的に、こちらの対談を踏まえての感じでしたが、特に記憶に残っているのは「同時代性」というフレーズを繰り返していたことと、
どういうゲームにすればFGOっぽさを感じて貰えるか。
というコメントでした。
いや、もう、めちゃくちゃFGOっぽかったので、ここは「大成功でしたよー!」と叫びたくなりましたが、自粛しました……。
次にチャレンジしてみたいやつ
これは、ですね。気になっていました。
謎特異点1と、露骨にナンバリングされていますからね。当然、2もあるんでしょうと思いつつ聞きました。
入れたかったんだけれど、詰め込み過ぎはよくないので、外したものを入れたい。
これは平井氏のコメント。
確かに60分公演は長いようで短いので、あれもこれもと詰め込んでしまうと、かえって訳がわからなくなってしまうので、そこまで削ぎ落とすかがポイントであったりもします。
後、ニュアンスでの表現になりますが、
空間の制限を受けないものもいいね。
文脈としては、ホール型ではなく、周遊型がいいね、みたいな感じでした。
確かに、今回のホール型は速攻でチケットが売り切れてしまったので、誰でも気軽に遊べるという観点で、周遊型は良い選択肢だと思います。
あるいは『進撃の巨人』コラボのように、アジト型にしたり、ZEPP公演にしたり……毎年夏にコナン脱出をやるように、今後は毎年春にFGO脱出をやってくれると嬉しいなあと思う限りです。
終わりに
最後の挨拶において、バスター石倉氏がバスターシールを出口で配りますと仰っていたのですが、その直後に塩川洋介氏がFGOロゴバッジを配りますと仰られて、思わず歓声をあげていました。
あのロゴ、ずっと格好いいと思っていたんですよね。期せずして公式グッズが貰えて嬉しい限りです。
合わせて読みたい
肝心の公演に関しまして、こちらは感想を書いています。よろしければどうぞ。