雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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まどマギ脱出ゲーム『ワルプルギスの夜からの脱出』の感想

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 SCRAPが『魔法少女まどかマギカ』とコラボしたリアル脱出ゲーム『ワルプルギスの夜のからの脱出』を遊んできました。
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ゲームの概要

 4人1組で制限時間60分での脱出を目指す、ホール型のリアル脱出ゲームです。
 プレイヤーは見滝原中学校に通う中学生となり、鹿目まどかや暁美ほむらたちと共に、ワルプルギスの夜と戦います。

ゲームの感想

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 非常にチャレンジングなデザインだと感じました。
 SCRAPのリアル脱出ゲームにおいて謎解き要素は手段に過ぎず、その目的はプレイヤーの主人公体験あるいは物語体験にあると認識していますが、この公演は、そのひとつの極致だと感じました。
 オープニングの時点で、


今までのSCRAPとは、一味ちがうぞ……?


 と感じましたが、結果としては一味も二味も違いました。
 ネタバレになってしまうので明言はできませんが、リアル脱出ゲームの歴史における転換点となるような作品だと感じましたし、ここまで来ると謎解き要素がある必要性……? みたいな疑問すら覚えます。


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 こちらは原宿店の入り口にあった参加チームと成功チームの総数です。
 わたしが参加したのは原宿店千秋楽の1日前、2ヶ月強に及ぶ開催期間の終わり間際でしたが、この時点における脱出率は53%。
 SCRAPの公演と言えば、開催当初こそ猛者が集まるので、脱出率は30~70%ですが、落ち着いてくると最終的には5~15%に落ち着くのが従来でした。
 50%での着地というのは異例ではないでしょうか。
 この点からも、この公演の特異さが見て取れます。

終わりに

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 原作ファンだったので、終了してしまう前に駆け込めて良かったです。
 特に、暁美ほむらが好きなので、彼女の活躍が見られたのも至福でした。