雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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裏面に意味の書かれたカードで神経衰弱『ドッペル言語』の感想

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 昼夢堂さんのゲームマーケット2018大阪の新作『ドッペル言語』の感想です。
 2人から6人で遊べるカードゲーム、同じコンポーネントで2種類のゲームが遊べます。


 同音異義語をテーマにした作品で、各カードの表面にはキーワードが書かれており、裏面には、その言葉の意味が書かれています。
 この、一風変わったカードで遊べるゲームのひとつが神経衰弱。


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 こちらの写真を見ていただければ、分かると思いますが、ひとつのキーワードごとに、単語Aと単語Bと2種類のカードがあります。たとえば「すいり」の場合、先に「水利」の方のカードを取ったら、


水利の同音異義語? 推理……かな、ってことは意味の説明は「推し量る」とか「結論を導き出す」とか、そんな感じかな?


 と当たりをつけて、裏向きにされたカード群の中から「水利」の相方となる「推理」を探すことになるわけです。
 同音異義語があるという特性を持った日本語を、うまいこと活用したゲームですね。
 激烈に面白かったです。
 時間を無制限にしてしまうと、いくらでも時間を掛けて、いくらでも見つけられてしまうので、1人30秒とか1分とか制限を加えると、ちょうどよいかもしれません。


 惜しいのは、カード裏面の視認性の低さですね。
 後は、25組50枚しか種類がないので、2~3回、遊んでしまうと、だいたい覚えてしまえるのが残念なところです。
 是非、拡張を出していただいて、混ぜても遊べるようにしていただきたい所存。


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 このパッケージも素敵ですよね。
 ファミコンのカセットを連想します。好きです、こういうデザイン。


これは面白かった! 見つからないときは、ドキドキするよー、続きも出してほしい

拡張商法に向いてる

ボブジテンみたく、どんどん出せるはずだよ。キッズとか、キャラ名とか、イラストだけとか

デザイナさんにその想いが届くといいね

ブランクカードも欲しいね、私、描くよ

えっ、そこまで……!