シナリオ実装と共に遊び始めて、ピックアップガチャ2が始まる前にクリアすることができたのは初めてです。ようやく確実に追いつけた感があって嬉しい限りですね。
と言うわけで『人智統合真国シン』クリアしました。
- シオン・エルトナム・ソカリス登場
- キャプテン登場
- ケーキを盗み食いするゴルドルフ所長
- スパルタクスかっこよすぎか問題
- 赤兎登場
- 真祖・虞美人登場
- 始皇帝降臨
- 次回予告!
- カルデア戦闘服レベルMAX
- 虞美人召喚
- 終わりに
シオン・エルトナム・ソカリス登場
???「おっと。驚きのあまり礼を欠いてしまいました。中断(カット)、中断(カット)」
シオン「ええ。私はシオン・エルトナム・ソカリス。アトラス院を代表して貴方たちをいじりにきた錬金術師(アルケミスト)」
シオン「貴方たちが使っていたトリスメギストスや、さっきまで好き勝手使っていたペーパームーンの製作者」
シ、シ、シオン~!
メルブラのときの面影は、どこに行ってしまったのでしょうか。年齢に見合わぬツインテールは、路地裏同盟の構成員である弓塚さつきことさっちんをイメージしているのでしょうか。悪くないです、ええ、悪くないですとも……!
キャプテン登場
シオンが従えていたネームレスなキャプテン。
ネットの予想的には、ネモ船長が有力みたいですけれど、外見的にはシンドバッドでもおかしくないですよね。
ケーキを盗み食いするゴルドルフ所長
ゴルドルフ「体は疲れ切っているクセに、精神が休めていない証拠だ」
ゴルドルフ「ここまで長かったからな。軍事経験のない若造にはつらい移動だっただろう」
ゴルドルフ「甘いものを食べ、紅茶を飲み、気持ちが落ち着けばすぐに眠れる」
ゴルドルフ「それを食べ終えたら部屋に戻れ。今度こそよく眠れるだろう」
ゴルドルフ所長は、マジでいいヤツですよね。
なにげない言動で株を上げては、即座に自らを暴落させているスタイル。この一連の流れを含めて、優れた上司です。
スパルタクスかっこよすぎか問題
スパルタクス「そうだとも。小さき叛逆者よ」
少年「……ぼくもスパルタクスぐらい背が高かったら良かったのに」
スパルタクス「ハッハッハッ。君も鍛えて体躯を育てよ。私とて、童の頃は君とそう違わない背丈だったのだ」
少年「ぼくも……なれるの? スパルタクスみたいに?」
叛逆三銃士の筆頭たるスパルタクスは、徹頭徹尾、かっこよかったですねえ。
正直、最初に出てきたときは、言葉が通じない筋肉バカだと思いましたし、その後『Fate/Apocrypha』を見たときも「スパルタクス……この存在は、Fate世界に必要なのか??」と思いましたが、いやはや、書き手が虚淵玄に変わるだけで、ここまで変わるのですね。
スパルタクス「戦うための牙、未来への希望、そういったものを掴み取って初めて、競い合うことが許される」
スパルタクス「無論、私はアキヤマのサーヴァントだ」
スパルタクス「アキヤマの属する陣営、汎人類史の勝利を駆けて戦う。その意志に一片の曇りもない」
スパルタクス「だがな、人の誇りを讃える者として敢えて言おう」
スパルタクス「人は、より貴き未来を求めて進まねばならぬ」
スパルタクス「マスター・アキヤマ、未だ圧制者ならざる者よ」
スパルタクス「刮目してこの世界を、民の在り方を見極めるがいい」
スパルタクス「我らと彼ら、果たしてどちらがより人理の継承者として相応しいのかを」
いやあ、含蓄があります。
各異聞帯との戦いに臨まなければならない主人公たちが、ここでスパルタクスと対話の機会を得られたのは、まさしく僥倖と言えるでしょう。
この潔さ、この愚直なまでのまっすぐさ。
それは、ゴルドルフ所長も憧れるってものです。
だけれども、それが故に、始皇帝と手を結ぶことになったときの、
モードレッド「そう固く考えるなって。策だよ、策」
モードレッド「最後の最後に憎たらしい奴をブチのめせればそれでいいじゃねぇか」
モードレッド「叛逆はその時が来てからのご褒美と思って我慢しとけよ。おまえ大好きだろ? 我慢」
スパルタクス「……皆、それで良いのか?」
ここの問いかけは辛かったですねえ。
自らの正義を、叛逆を信じて疑わず、掲げ続けていたスパルタクスが孤立してしまう哀しさ。この後の選択肢で、令呪を使ってまで、スパルタクスの膝を屈させることになってしまったら、どうしようかと思いましたが、むしろ跳躍させることができて、良かったと思います。
しかし……でも、それでも、スパルタクスは残念でしょうね。
マスターのためにすべてを捧げた、彼の、この表情……きっと、内心、憤懣があったことでしょう。でも、きっと、前へ歩き続けてくれると信じての宝具解放。
いやあ、熱い。
スパルタクスかっこよすぎです。
赤兎登場
スパルタクスが退場して、気持ちが沈んでいたところにこやつですよ。
中華最強は呂布でしょうが、まさかその愛馬であった赤兎馬がサーヴァントになるとはね。笑えます。
真祖・虞美人登場
???「見返りに、君は私の探求に協力する。我が一族の悲願の成就に献身をしてもらう」
???「ああ、申し遅れたね。私の名はマリスビリー・アニムスフィア」
マリスビリー「我々の利害は一致すると、どうか理解してほしい。この地上に残された数少ない月の花──」
マリスビリー「この星から分かたれたガイアの精霊。真なる人、虞美人よ」
まさかの真祖とはね!
もう、ほんとうに、虚淵玄は、分かってらっしゃるとしか言いようがありません。
途中でホームズが死徒と言っていたのも伏線だったのですかね。
始皇帝降臨
始皇帝「汎人類史よ、カルデアよ。これより其方らと朕とが競うのは人としての正しき在り方、人類史の進むべき方向性」
(中略)
始皇帝「たわけ! 朕は皇帝なるぞ。誰よりも人理の未来を憂える者ぞ」
始皇帝「確かに、この秦の人類史がひとたび剪定されたという経緯も一顧せねばならぬ。だが、しかしだ!」
始皇帝「編纂事象を進んでおきながら、いとも容易く存在証明を否定されおった汎人類史の愚昧さ、脆弱さもまた見過ごせぬ!」
始皇帝「歴史は、人の意思にて紡がれねばならぬ。ただの偶然で決してはならぬ」
始皇帝……あらゆる点において、今までの異聞帯の王を凌駕した存在でしたね。
荊軻との対決において、ウィルス入りのスマホをスキャンされたものの、再起動で立ち直ったかと思いきや、空想樹を見るやいなや、何もかもを察し、順応してくるスタイル。生半可の存在ではありません。
さらには、殴り合いで負けたとなると、潔く敗北を認め、道を譲るという豪快さ。見た目に反して、なかなかの大物です。
しかも、項羽亡き世界に絶望した虞美人に対する気遣いまでパーフェクト。
始皇帝「フフン、もう一押し要るかな? ではこう考えてみろ」
始皇帝「其方は歴史がついぞ識ることのなかった『項羽の真実』を見届けた存在であろう?」
始皇帝「その知識を座に持ち込むことで、項羽もまた人類の守護者と認定される可能性がある」
なんなんでしょうね、この完璧なアフターケア。グッと来ます。
次回予告!
と言うわけで、第3の異聞帯も無事に終わり、お次はインド神話だそうです。
インドと言えばアルジュナとカルナ。出番あるかな?
カルデア戦闘服レベルMAX
ところで、1年間ずっと使い続けていたカルデア戦闘服が、ついにレベル10になりました!
やったねー
虞美人召喚
そして、虞美人の召喚に成功しました!
サーヴァントとは言え、真祖を弊カルデアに迎え入れられる日が来るとは……か、感動……。
ちなみに項羽はいません。
終わりに
シナリオ担当が虚淵玄と聞いて、最初は、ちょっと不安がありました。
いや、間違いのない脚本であることは分かっていますが、虚淵玄の場合、全員が正義を振りかざして、世界が良い方向に進むことを願って戦うのに、なにもかもが噛み合わず、結果として最低最悪のどん詰まりに着地することがありえましたからね。
蘭陵王と秦良玉こそ、ちょっと報われない感じでしたが、それ以外の登場人物は、だいたい良い感じのところに辿り着くことができたのではないでしょうか。良かった良かった、です。
次はクリスマスイベントですね。楽しみです。