GODICE GAMESさんのゲームマーケット2017秋の新作『くのいちにちかい』を遊びました。
2~4人用のさっくり遊べるカードゲームです。
イラストが可愛い!
そして、女の子の設定が魅力的!
イラストレーター竹と組んだときの西尾維新が好きなひとは、きっと気にいると思います。
メカニズムは、ハンドマネジメントと目的隠蔽でしょうか。
4×4になるように女の子カードを配置、もっとも左上の位置に「く」マーカーを配置します。
ゲーム終了時、もっとも左上の位置に近い、つまり「く」の位置に近い女の子が、見習いから晴れてくノ一となり、その女の子カードを持っていたプレイヤが勝利します。
「く」の位置に至ると、くノ一になれるだなんて、バカっぽいけれど悪くないダジャレですね。
ゲームは、意外に、と言うと失礼かもしれませんが、面白かったです。
配置された女の子の位置は、ゲーム中、どんどん移り変わっていくのですが、そのために忍法を用いる必要があり、忍法を使ってしまうと、その脱落してしまうのです。
つまり、最終的に、もっとも「く」の位置に漸近できそうな女の子を見定めながら、その女の子以外の忍法カードを使って、その女の子を「く」の位置に近づけるわけです。
あんまり露骨にやると、すぐにヒイキにしている女の子がバレてしまい、他のプレイヤによって「く」の位置から遠ざけられてしまいますが、ある程度は動かないと、ゲーム終了が近づいても、ぜんぜん遠かったりして加減が難しいです。
何度か続けて遊びましたが、なかなかに盛り上がります。
このイラストと設定に「面白い!」と思えれば、ゲームもきっと面白いです。
推しくのを、どんどん移動させたいんだけど、使える忍法によっては、どうしても左上に移動させられなかったりするよね
そういうときは、推しくのを変えれば良いんじゃない?
どんどん脱落しちゃうじゃない。だから、最初に推そうと思っていたくのいちが推せなくなっちゃって……
切り捨てる勇気だよ! 忍びだけにね