ミツヒラさんのゲームマーケット2019大阪の新作『Trap Dungeon』を遊びました。
2人から4人で遊べる協力ゲームです。
激烈に面白かったです。
インスト含め15分で終わる軽量級ゲームではありますが、協力ゲームの醍醐味が詰まっていて傑作だと感じました。
どのゲーム会にも持ち歩いて、いろんなひとを誘って遊びました。
プレイヤはトラップの溢れるダンジョンに入り込んでしまった新米冒険者たち。
亡霊に追いかけられつつも、様々なトラップを回避して、ダンジョンの最奥にある聖杯の入手を目指します。
まずはセットアップ。
すべてのカードをよくシャッフルして、ダンジョンを作りプレイヤコマと亡霊コマを定位置に配置します。
準備を終えたらいよいよゲームスタート。各プレイヤは5枚の手札のなかから、秘密裏に任意の1枚を選び「いっせーのーせ」で同時にプレイ、トラップを回避するのに充分な数を上回ることができれば、見事、トラップを回避して次のカードへと進むことができます。
ここでポイントになるのは、なるべく規定の数値ぴったりでなければならないこと。
プレイヤ全員の出したカードを合計して、規定の数値ぴったりであれば問題なく進めますが、上回ってしまった場合、上回った分だけ亡霊が近づいてきてしまいます。
亡霊に追いつかれてしまうとゲームオーバーとなります。
なるべくプレイヤ同士で、どの数を出すか調整が求められますが、問題は、自分が出す予定の数を伝えることはできないということ。
プレイヤが発声できることは、ただひとつ、自分が出す予定のカードが青色か赤色か、それだけです。
この青色か、赤色かがポイントです。
各カードには0から5の整数が書かれていますが、0から2のカードは青色に塗られていて、3から5のカードは赤色に塗られているのです。
従って、4人プレイ時、規定の数字が15のとき、4人の内、少なくとも3人が赤を宣言している状態でないと、絶対に失敗することが見えています。一方、規定の数字が5のとき、4人の内、2人が赤を宣言していると、やっぱり絶対に失敗することが見えています。
つまり、規定の数字に合わせて、プレイヤ間で、どう調整するかが攻略の要であるわけですね。
特に最後のトラップに関しては、規定の数字ぴったりでないと聖杯を入手できないため、特に調整が難しく、初めてのメンバーで一発勝利は至難です。
相対的に、人数が多いと意思の疎通が取りにくいですし、カード運によっては、必敗の場面もあるため難易度は高めです。しかし、その分、首尾よくクリアできたときの達成感は高く、短時間で遊べるけれど、濃密な協力ゲーム体験を求めている方には、かなりオススメしたい傑作です。
面白かったよ! 女の子が意外に軽装備だったよね
え、そうかな? パッケージの、アートワーク?
そうそう
まあ、言われてみれば
難易度がちょうど良かったよね。そんなにめちゃくちゃ難しいわけじゃないし、油断するとふつうに失敗するし
そうね。初プレイだったり、慣れてないと失敗するよね。人数によって変化をつけてもいいかもしれないけれど、まあ、今のでも充分に良いと思う