オインクゲームズさんのゲームマーケット2018秋の新作『フロッサムファイト(FLOTSAM FIGHT)』を遊びました。ケンビルさんの『バイバイレミング』をリメイクした作品です。
2人から6人まで遊べるカードゲームですが、多人数の方が盛り上がります。
ありそうでなかった! という感じでしょうか。
小箱カードゲームとして非常に高い完成度で、よく出来ているなと感じました。
基本となるメカニズムは、ゴーアウトです。
手札を最初になくしたプレイヤが勝利します。
カードをプレイできる場は、全部で8ヶ所ありますが、実際に置ける場所は、プレイ人数までと制限があります。写真は4人で遊んだときだったので4人まで。
各タイルには3から10までの数字が書かれており、書かれている数字の約数になるカードのみ出すことができます。
たとえば30なら、3、5、6、10の4種類の場に出せますが、95は5の場にしか出せません。
また、カードを出すときは、基本的に降順となります。誰かが45のカードを出してしまったら、50やそれ以上のカードは重ねられますが、40以下のカードは出せなくなります。
ラウンドの勝者は宝箱トークンを貰うことができ、3ラウンドを経て、最も勝利点を稼いだプレイヤが勝利します。
写真は、ほぼフレンチトーストですが、右上に見えるのが宝箱トークンです。
遊び始めるとすぐに気がつくのですが、数字の小さいカードは出しにくく、数字の大きなカードは出しやすいです。最初は、先に前者をプレイしたくなるのですが、ときには大きなカードを出して他プレイヤの動きを制限しないと、なかなか有利に進められません。
適度に他プレイヤの邪魔をしつつ、自分だけは着々とカードを出し続けられる体制を整えるのがポイントです。
2人で遊ぶゲームではなかったね
確かに。最初に2人で遊んだときは「ほう……」で終わったね
4人で遊んだときは面白かったから、大人数の方が良いよね
思惑も絡み合うしね
終了のタイミングを見極めるのも大事だよね