Jordan Draper Gamesのゲームマーケット2018秋の新作『TOKYO JUTAKU(トーキョージュータク/東京住宅)』を遊びました。
エッセンで初お目見え、ゲームマーケット2018春で試遊していたときはDark Flight Games名義でしたが、後に代表のJordan Draper氏の名前を掲げ、Jordan Draper Gamesとして発表されました。
上述の通り、ゲームマーケット2018春に出展されていたのですが、そのときに試遊卓で遊ばせていただいました。そのときのレポートは、こちら。
後に、キックスターターが成功し、現物が手元に届いたので、改めて遊びました。
いわゆるウボンゴ系の、リアルタイムパズルゲームで、1人から8人で遊べます。
他に類を見ない変わったコンポーネントが多数あるというのと、8人まで遊べるという点が、このゲームの独自なところかもしれません。
まずは、セットアップ。
テーブル上に空き地タイルを並べて、どの空き地に着手するかを決めていきます。
タイルには新宿や渋谷、品川など日本人にとっては馴染み深い地名が書かれており「こんな入り組んだ土地に、マンションを建てさせるの!? あー、でも、あのあたり狭いし、ありえそう……」と笑えます。
そのラウンドに使うタイルを決めたら、いよいよゲームスタート。
よーいどんの合図で、トークンを手に、空き地のうえにマンションを建設していきます。各タイルごとに使用可能なトークン数と、何階建てにしなければならないかが決まっており、その制約のなかで建築していきます。
いずれかのプレイヤが建築を終えたらラウンド終了、そのプレイヤはタイルに書かれた報酬を獲得します。
これを繰り返し、いずれかのプレイヤが4軒目を建てた瞬間にゲーム終了。各プレイヤの報酬金を比較して、もっとも稼いだプレイヤが勝利します。
シンプルなゲームですが、やはり、なんと言っても使いにくいトークンがゲームの肝と言えるでしょう。こんなトークンで、どうやって建物を建てるの!? と悲鳴が上がります。
後、地味なポイントですが、プレイヤ用の駒に人名が書いてあるのも面白いですね。今回は、下の名前が同じという理由で、ヨコミゾ・マコトの駒を使ってみました。
面白い物件がいっぱいあって楽しかった。あんな物件、日本にあったっけ?
あはは、そうねえ
でも、海外のひとからすると、狭いところに、ひゅって建ってるから、ああいうふうに見えるのかなあ
ある程度、過剰にゲーム化しているとは思うけれど、狭いところに高い建物があるのは、近代日本的と言えるかもしれないね