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2019年に読んで面白かった漫画ベスト10

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 先日、映画のベスト10記事を上げましたが、続けまして2019年に読んで面白かった漫画ベスト10を紹介させてください。

HUNTER×HUNTER

 2019年に読んだ漫画のベストは、冨樫義博『HUNTER×HUNTER』です!
「え、今さら?」
 と、そしりを受けそうで怖いですが、ええ、面白かったのですからすみません。
 子供の頃に、ハンター試験編くらいまでは読んでいたのですが、今回、1巻から一気に最新巻まで読んだのですが、もう、ほんとうに物語の完成度が高くて、冨樫義博の天才性が遺憾なく発揮されているなと感じました。特に、キメラ=アント編以降は、文学的と言っても差し支えないほどではないでしょうか。

終わりのセラフ

 ジャンプが続きますけれど、鏡貴也『終わりのセラフ』も、とても良かったです。
 元々、吸血鬼物は大好物です。ベスト吸血鬼漫画は『ヴァンパイア十字界』ですけれど、これに迫る面白さがあるように感じました。

約束のネバーランド

 続いて、こちらもジャンプですが、白井カイウ原作、出水ぽすか作画『約束のネバーランド』も、楽しく読みました。
 ちょっと雰囲気が暗いのが今風なんですかね。絶望的環境から、無力な存在が、頭を捻って頭を捻って、なんとかして脱出しようという構図は、読んでいてやっぱり応援したくなりますね。

出会って5秒でバトル

 ジャンプじゃないですけれど、ジャンプっぽいという流れで、原作はらわたさいぞう、作画みやこかしわ『出会って5秒でバトル』も、とても好みで一気読みしてしまいました。
 やっぱり筆頭は『ジョジョの奇妙な冒険』なんですけれど、使い勝手の悪い能力を、頭のいい主人公が、なんとか工夫するというのが大好きなんですよね。

東京卍リベンジャーズ

 感想は書いていませんが、和久井健『東京卍リベンジャーズ』は、圧倒的に好みの作品です。構図的には『僕だけがいない街』に近しいでしょうか。
 あらゆる時間物を偏愛しているので、もう大好きとしか言いようがありません。と言っても、まだ1巻しか読めてないので、タイミングを見て続きも追いたいですね。

東京卍リベンジャーズ(1) (週刊少年マガジンコミックス)

東京卍リベンジャーズ(1) (週刊少年マガジンコミックス)

  • 作者:和久井健
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/05/17
  • メディア: Kindle版

ランウェイで笑って

 こちらも感想は書いていませんが、今期、アニメ化もされた猪ノ谷言葉『ランウェイで笑って』もう、めっちゃ……めっちゃ良いじゃないですか!!
 少年少女が夢を掴む話、いつから好きになったのでしょうか。日本橋ヨヲコ『極東学園天国』をヤンマガで読んだときかもしれません。涙なくして読める気がしなくて、まだ2巻しか読めてないので、これも追っていきます。

ランウェイで笑って(1) (週刊少年マガジンコミックス)

ランウェイで笑って(1) (週刊少年マガジンコミックス)

  • 作者:猪ノ谷言葉
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/09/15
  • メディア: Kindle版

アルキメデスの大戦

 なんか最初の方しか読めてない作品ばかりで恐縮ですが、これも3巻までしか読めていません三田紀房『アルキメデスの大戦』いやはや、グッと来ましたね!
 圧倒的苦境から、頭の良い人間が努力に努力を重ねて、僅かな実を掴み取る話は、いつだって最高です。最高なわけがないですよね、はい、続きも読みます!

アルキメデスの大戦(1) (ヤングマガジンコミックス)

アルキメデスの大戦(1) (ヤングマガジンコミックス)

  • 作者:三田紀房
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/05/06
  • メディア: Kindle版

路地恋花

 少年漫画大好きです! みたいな流れを、いきなりぶった切りますけれど麻生みこと『路地恋花』傑作でした。
 ちょっといい話が、短編集の形で集まっています。この手のちょっといい話集って、どうにも鼻についたり、いっぱい読んでるうちに飽きてくるものなんですが、この作品の場合、ぜんぜん飽きないと言うか、読めば読むほど、溜め息が出るほど良いんですよねえ。全4巻、完結済みですが最後までは読めていないので、これも読みます。

路地恋花(1) (アフタヌーンコミックス)

路地恋花(1) (アフタヌーンコミックス)

  • 作者:麻生みこと
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/10/26
  • メディア: Kindle版

Fate/Grand Order -turas realta-

 最後は『FGO』のコミカライズ、カワグチタケシ『Fate/Grand Order -turas realta-』です。
 いや、これ、もう、とにかく第1特異点が、よく出来ているんですよね。『FGO』って、第6特異点から奈須きのこが入ることによっていきなり面白くなるゲームなんですが、逆に言うと第5特異点までは微妙なんです。それが故に、ひとに勧めにくいゲームなのですが、このコミカライズは第6特異点以降の面白さが出るように、第1特異点を描き切ろうとしていて、ほんとうに良いんですよね。
『FGO』の最初のうちが冗長で脱落してしまった方や、これから『FGO』を遊び始めようか迷っている方には、まず、この漫画をオススメしたいですね!
https://www.unjyou.com/entry/2019/06/28/200000

終わりに

 と言うわけで、2019年に読んで面白かった漫画ベスト10、でした。
 漫画はある程度、まとめて読まないとひとつの作品にならないので、なかなか時間を確保するのが難しいですが、今年は、意識的に時間を作っていっぱい読みたいですね!

昨年までのまとめ