雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

FGOプレイ日記『神代巨神海洋アトランティス』(ネタバレあり)

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 実装後、早々にクリアしたのですが、年末年始の忙しさにかまけて感想を書くのが遅くなってしまいました。
 と言うわけで『Lostbelt No.5 神代巨神海洋 アトランティス 神を撃ち落とす日』を遊びました! ネタバレ全開でお送りしますので未プレイの方はご注意ください。

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 今回、なんだか急にムーっぽくなりましたね!
 奈須きのこが構築した独自の神話体系が好きなので、クトゥルフが出てきたときも思いましたけれど、こういうのが顔を覗かせるとちょっと興醒めだったりします。


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 伐採済み……!
 Lostbelt No.6の円卓領域は、いったいどうなってしまうのでしょうか……?


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 武蔵ちゃん! しかも編笠バージョン!
 のっけからテンションが上がりますね。さらに、後ろ姿しか見せないカルデアの人。いったい何者なのでしょうか。Fate世界において後ろ姿と言えば、アーチャーことエミヤですけれども……。

アルゴー号の旅立ち

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 熊じゃないオリオン……!
 って、この上半身、いったいどうなっているのでしょうか?


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 一応、単体弓宝具……と言えるのでしょうか。扱い方がトリッキーで、少し悩ましかったのですが、★5弓サーヴァントはギルガメッシュと水着ジャンヌしかいなくて、単体宝具が欲しかったので、がんばって回して来てもらいました。


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 今回は海が舞台だからか船乗りが続々、出てきますね。
 イベントで先に顔を出したバーソロミューも、ようやくシナリオ本編に登場です。


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 自らを陰キャと自称するマンドリカルド。
 充分にコミュニケーション力あると思いますし、良いキャラクタだと思いますけどね。


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 ポニーテールのドレイク! 可愛いじゃないですか!
 さっくり退場したのが残念でなりません。


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イアソン「ドレイクとの約定通り、以降はこの『黄金の鹿号(ゴールデンハインド)』を──」
イアソン「アルゴー! そう呼称する!!」
イアソン「まず、やるべきはこの島からの離脱。」
イアソン「それからバーソロミューの船、ロイヤル・フォーチュンとノーチラスへの合流。」

 いやあ、盛り上がりますね!
 ドレイクのゴールデンハインドが失われてしまったのは残念ですが、ギリシャ神話世界の海を征くなら、やっぱりアルゴー号ですよね!!

発進! ストーム・ボーダー!!

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 可愛いじゃん、ネモ・プロフェッサー!
 裸足なのが地味にポイント高いです。


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メディア・リリィ「この手紙はイアソン様しか読むことができないよう、ロックを掛けています。」
メディア・リリィ「お人払いは済ませましたか?」
イアソン「ああ、済んでる済んでる。なんだ、恨み言か?」
メディア・リリィ「──では、イアソン様。」
メディア・リリィ「愛しています。あなたの全てを、心から。」
メディア・リリィ「なーんて、言うまでもないですよね?」
イアソン「はいはい、知ってる知ってる。」
メディア・リリィ「この手紙はイアソン様が脱落した後に執筆したものです。」
メディア・リリィ「……ええ、そうです。」
メディア・リリィ「この手紙を読んでいるということは、私は上手くオリュンポスに到達できたか──」
イアソン「あるいは死んだ、か。」
メディア・リリィ「あるいは死んだのでしょう。」
(中略)
メディア・リリィ「……そしてどうか、あなたの旅に祝福あれ。」
イアソン「はっ。なーにが祝福だ。」
イアソン「神が敵に回ってるのに、誰が祝福するんだっつーの。」
メディア・リリィ「私とヘラクレスが祝福しますので!」

 メディア可愛いし、イアソンとメディア、仲良すぎじゃーん!
 後に明かされますけれど、メディアがイアソンのために残したものも、ほんとうに良かったですね……。


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 このシーンはビビりました。


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 からの望月千代女とはね。
 このキャラ、もっと暗いと言うか、自分を殺すタイプだと思っていましたが、意外にきゃぴきゃぴしていて驚きました。これが地なんですかねー。


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 アトランティスにおいて明かされなかった、最大の謎のひとつ。
 いったい何アーチャーなのでしょうか?
 Twitterを見たら、けっこう色々な議論が交わされていて、ニコラ・テスラ、エミヤ、アタランテ、弓ヘラクレス……千子村正との対決を考えるとエミヤの可能性が高そうですが、個人的には弓ヘラクレスを期待したいですね。


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イアソン「で、それはそれとしてオレからも一つ質問がある。聞いてくれよ、カイニス。」
カイニス「あん?」
イアソン「神を忌み嫌ってるはずのテメェが神の使いっ走りってのは──」
イアソン「一体どんな気分なのかなって思ってな!」
イアソン「なんだ、オマエってばもしかして被虐体質の持ち主か何かか?」
カイニス「──。──。」
イアソン「なあに、性癖は人それぞれだ! 恥ずかしがることはない!」
イアソン「ただまあ、他人にそれを押しつけるのは止めておけよ、カイニス!」
イアソン「大抵の人間はそんな恥辱に耐えられないからな!」
カイニス「──いいぜ。言うじゃねえか負け犬。テメェは生きたまま殺す。」
イアソン「やれるものなら、やってみやがれってんだ!」
イアソン「ヘラクレスを侮辱しやがって! このクソ野郎!」

 イアソン……弱虫の癖して、珍しく煽るに煽るなあと思ったら、ヘラクレスのくだりで、すとーんと納得した。
 これがイアソンなんだな!
 きっと、彼本人をいくら侮辱しても、へらへら笑っているに過ぎないだろうけれど、仲間の方を侮辱すると絶対に許さない。
 いやあ、良いリーダーじゃないですか。これは、皆、ついていきたくなるわけだわ。


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 カイニスさっくり撃破。
 この異聞帯において、何度も自分たちの前に立ちはだかってくる強敵かと思っていたので、意外や意外ですね。
 しかし、絶対に消えてはいないですよね。形を変えて生き延びていそうです。


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 キリシュタリア戦……!
 いやあ、さすがクリプターの代表と言える強さでしたね。彼をめったんめったんに倒せる日は、果たして来るのでしょうか。


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ローブの人物「『君が立ち去るのなら、ボクも立ち去る。今だけの話じゃないぜ。勿論、この異聞帯からだ』」
キリシュタリア「抜け抜けとよく言うものだ。とうに見切りを付けていただろうに。」
キリシュタリア「さようなら、ドクター」
キリシュタリア「もう出会う事はないだろうが、忠告を。その人マネは、あまり上手ではないと思うよ。」

 カルデアの者……まさか、ドクターロマンと同じ顔だとは!
 しかし、いったい何者なのでしょうか……デイビット関係の誰かかしら……。


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 アストライア、なんだかんだ言って非常に協力的でしたね。
 仲間になってくれれば心強かったと思う一方、仲間にならない代わりに情報をいっぱいくれたと考えれば、そちらの方が嬉しかったかな。


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千子村正「例によって儂たち二人で戦う訳か。」
神父「勿論。我々に援軍は不要だよ。なにしろ、互いに手を知り尽くした間柄だ。」
神父「戦いにおいて何が足りず、何が欲しいか。背中を合わせるだけで理解できる以上、」
神父「リンボの手助けなど邪魔でしかなかろう。」

 この掛け合いが、言峰綺礼と衛宮士郎の顔をしたサーヴァントによるものだと思うと、なんだか言いようのない感情に支配されますね。まさか、このふたりがお互いの背中を預けあうとは……。
 しかし、神父ことラスプーチン、リンボこと蘆屋道満、そして千子村正の3人が、異星の神に付き従う3人のアルターエゴであるとするならば、コヤンスカヤは、一体何だったのでしょうか……え、単なるトリックスター??


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アーチャー「これは大西洋異聞帯とは関係のない話だ。」
アーチャー「確信を持って言えるものでもない。だが、伝えなければいけないという切迫した想いがある。」
アーチャー「……違和感がないか? 今のあなたたちにではなく、あなたたちの状況。」
アーチャー「もちろん、現在は極めて異常事態である。それは間違いではない。」
アーチャー「しかし、異常事態と違和感は違う。顔を見ろ、言葉に耳を澄ませなさい。」
アーチャー「疑わないことは善ではなく逃避だ。……疑うのだ。」
アーチャー「それがたとえ、心強い味方であったとしても。」

 いやー、もう、ほんと困りますね!
 完全協力型のボードゲームを遊んでいたつもりが、実は正体隠匿系で、プレイヤーに1人だけ裏切り者が混ざっていることが分かったときみたいですよ。
 一番、怪しいのはホームズですけれど、こうなってしまうとダ・ヴィンチちゃんも、ゴルドルフ所長も、シオンもムニエルも信じきれなくなってしまい、とても居心地が悪い。うーん、はやく誰か尻尾を出していただきたい……。


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 鍛冶神へファイストスとの別れ。
 良いですね、こういう機械的な存在ってけっこう好きです。
 違う作品ですけれど、久々に川上稔の『終わりのクロニクル』を読み返したくなりました。


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 次元境界穿孔艦、ストーム・ボーダー……!
 うーん、もうひとつ格好良さが欲しかったかも……!!

決戦! オデュッセウス!

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 踵を射抜かれたアキレウスと異聞帯のケイローンとの対決は、とにかく良かったですね。
 と言うか、ケイローンがわりと悪を演じてくれたお陰で、素直に恨みを抱くことができたと言うか……でも、異聞帯のケイローンがこうであるということは、汎人類史のケイローンもこうなりえていたということですよね。恐ろしい……。


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 完全に同意と言わざるを得ません。
 もう、ほとんどのプレイヤーのイアソンへの好感度も、マックスに達していたことかと!


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望月千代女「拙者これより”エキドナ”と融合して、本能のままに猛り狂い、怪物を孕み落とす!」
望月千代女「支配などできぬが、同化はできる、そして──暴走も。」
望月千代女「なれば、最早これは兵器に非ず。」
望月千代女「敵味方の区別なきただの災害なり!」
望月千代女「ではおさらばでござる、皆の衆!」
望月千代女「呪うた我が身が人理の礎になるのであれば、後悔することなど一切なし!」
望月千代女「──さあ、孕め、産め、暴れよ!」
望月千代女「貴様を縛る枷はない。手近なものに食らいつけ!」

 イアソンの奇策……!
 決死の覚悟で身を投じた望月千代女に対して、適切な言葉かどうかは分からないけれど、ほんとうに良かったと思った。
 かつて我々は、第7特異点においてケイオスタイドに沈められ黒化した牛若丸を見ているがゆえに、オデュッセウスに彼女が囚われたときから嫌な予感に身を縛られていたんですが……いやあ、ほんとうに良かったです。


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 仮面を外したオデュッセウス! 予想通りのイケメン!!
 しかし、直接のバトルはなかったですね。プレイアブル化は、まだまだ先でしょうか……。


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 シャルロット・コルデーの最期。
 グッと来る演出ですね。秋山がもう少し若かったら、完全にやられていたことでしょう。


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 ありがとう、バーソロミュー! ここまで来れなかったドレイクの言葉を代わりに届けてくれて!!
 けれど、直後に消滅したのには驚きました。
 いや、まあ、役目を終えたから消えるのは分かりますけれど、もう少し見せ場を用意してあげても良かったのでは!!???

神を撃ち落とす日

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 え、何この最終局面的な盛り上がり?
 まだエウロペ出てないし、ゼウスも出てないし、キリシュタリアとの対決も……と思いきや、二の矢が弾かれていきなり大ピンチ。
 え、え? これは絶対に死ぬのでは!?


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 と、思ったら、まさかのここで召喚!
 未だかつて、こんなに格好いい召喚があっただろうか! 汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ!!


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今、この瞬間、月女神から汝らを守るためだけに召喚された英雄なり!」

 ヘクトール……!
 全マンドリカルドが感動してる中、悪いけれど、アルテミスの攻撃から守るのではなく、アルテミスを撃ち落とせる英霊は召喚できなかったの!?


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パリス「できますよね、アポロン様!」
パリス「アポロン様はかつて、僕がアキレウスの踵を射貫く際に、矢に権能を与えたはず。」
パリス「あなたは矢の神、であるならば。僕を矢に変えることだってできますよね!」
アポロン「──できる。」
アポロン「でも、いいのかい? それは事実上の死だよ?」
パリス「構いません!」
パリス「運命というものが実在するのなら、ここが分岐点。」
パリス「僕は、ここで立たなきゃいけない!」
アポロン「了解した。では、私の権能を以て君を矢にしよう」
アポロン「造りは、ヘファイストスのアレと同じで問題ないよね?」
アポロン「ただ、少し時間が掛かる。つまり、誰かがもう十秒を稼がなければ。」
マンドリカルド「……。……。」

 はい、出ましたー、人員整理!
 自己犠牲の展開は絶対に泣けますし、感動するんですけれど、さすがに毎回、この流れが続くともう止めていただきたいと言うか、無理やりこういう展開にしなくてもいいんじゃない? と思えてなりません。
 ヘクトールもそうだし、パリスもそうだし、マンドリカルドも……正直、やれやれですね。


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 さよなら、マイフレンド。
 ありがとう、ありがとう。


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オリオン「我、月の女神アルテミスを真に撃ち落とすため、己が冠位をここに返上する!

……え、冠位返上??
 オリオン、グランドアーチャーだったの?
 って言うか、冠位返上システムってなんなのでしょう、第7特異点で山の翁もやってましたけれど、どういう仕組みなんでしょう??

ポセイドン戦

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 イアソンーーー!
 アルテミスを撃ち落として、なんだか蛇足みたいなポセイドンを倒して、イアソンがその場に残るって言うか「え、なんで?」と思ったけれど、ずっと、ずーっと虚勢を張ってたんですね!


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 これが、メディア・リリィが残した礼装だったのかと、ここでようやく納得。
 メディア・リリィもえげつないことやりますけれど、イアソンもイアソンで弱音を吐いてる程度にしか見えませんでしたが、オデュッセウス戦もポセイドン戦も死ぬ気でこなしていたのか……。
 もう、イアソンへの好感度がマックスを超過して、天元突破ですよ、これは。


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 様々な犠牲を払って、ついにオリュンポスへ!
 なんか、だいぶプレイ時間、長かったんですけれど、ようやく物語が始まる感じですかね……!

終わりに

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 って、終わってるじゃねーか……!
 まあ途中で薄々、察しましたけれど。エウロペのピックアップとか、なんだったのでしょうか。ちょっとリリースを優先するあまり、全体の統制が取れていない感じですね……。
 と、やや苦言を呈してしまいましたけれど、感動しましたし、うるっと来て泣いてしまったのも事実なので、良かった! と声を大にしたいところですが、そこはそこ、という感じでもあります。
 いずれにせよ、次のオリュンポスも楽しみですね! という感じでひとつ。