毎月第3日曜日に草場さんと開催している『トランプ勉強会』。
第31回は2月20日に開催しました。
チンチョン
ラミー系のゲーム、いちはやく手札の合計点を5点以下にしてノックを目指します。
シークエンスやスリーカードを完璧に組み合わせ、0点にすることができればチンチョン達成で失点10を返上できます。
この手のゲームですと、直前のプレイヤーが捨てたカードしか拾えないのが多いですが、『チンチョン』は誰の捨て山であっても、いちばん上にあれば拾えるので、だいぶ苦しくありません。秀逸なパーティゲームでした。
マドリード
トランプのデッキを2組、使う『チンチョン』。
手札は増えますが、カードの総数が増えているので組み合わせを作りやすく、0点に近づけやすい。ゲームとしては『チンチョン』の方が面白い印象。
クラバヤス
ヤスシリーズの1作。
非常に考えどころが多く、随所でプレイテクニックが求められ、上級者向けゲームという趣きがある。その一方でランダム要素も強く感じ、必ずしも実力の高いプレイヤーが必勝できるわけでもないと感じた。
大会を企画して、大勢で遊んで傾向を確認しても楽しいと感じた。
ロイヤルカシノ
カシノ系のゲーム。バランスが整えられていてゲームとしての完成度が上がっているように感じられた。安定感があると言える。
しかし、それは4人で遊んだときの感想で、5人で遊んだときは大味で雑だった。ディール数が2に減るのは良いとして、KとQが抜けてしまい、Aが14ではなく12になるので、足し算の組み合わせが減ってしまい、ゲームとしての幅が狭くなってしまっているのが問題。
終わりに
今月はいずれも面白く収穫だと感じました。
ニューゲームズオーダーから『トランプゲームの源流』が発売されたので、今後はこの本に掲載されているゲームも遊んでいきたいですね。
次回は3月20日、よろしくお願いします。