SCRAPによるリアル間違い探し『クローンに支配された世界を救え』を遊びました。
ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ゲームの概要
リアル脱出ゲームのSCRAPによる新しいタイプのエンターテインメント、「リアル間違い探し」シリーズの最新作です。
プレイヤーは似通った2種類の映像を見て、間違いを見つけて報告、その報告数に応じて点数を獲得します。
『クローンに支配された世界を救え』は、オンラインリアル脱出ゲームサマーフェス内の企画として開催され、期間限定イベントでしたが、現在はいつでも遊べるスタイルに改良され、好きなタイミングで購入し、好きなタイミングで遊べるようになっています。
ゲームの感想
オンラインリアル脱出ゲームサマーフェスの際は、たしか予定が合わず見送ってしまっていました。
いつでも遊べる形式にしてくれてありがたい限りです。
リアル間違い探しを遊ぶのは今回で3回目ですが、今まででいちばんストーリー要素がありました。
今までのリアル間違い探しは解説パートと演劇パートが完全に分かれており、ゲームを遊んでいる感が強かったですが、今回は近未来を舞台にクローンに支配されつつある世界があるというストーリーが前提としてあり、その中でリアル間違い探しをするという形式になっており、より没入感がありました。
とは言え、やっていることそれ自体は、今までのリアル間違い探しと変わらないので、こなれてなさを感じなくもなかったですが……。
終わりに
従来のリアル間違い探しは、全員が同時に参加するイベントだったので、同じ回に参加しているプレイヤー同士で点数を競い合うというゲームでしたが、今回はいつでも遊べる形式なので、そういったリアル感や競争感はありませんでした。
リアル感がなくなってしまったのは残念ですが、いつでも遊べる形式というのは得難く、今までタイミングが合わなくてリアル間違い探しを遊べていなかったプレイヤーに訴求できるという点においては、非常に価値が高いと感じます。
リアル間違い探しを一度も遊んだことがない方は、ぜひ試してみてください。