SCRAPのリアル脱出ゲーム『謎だらけの火星からの脱出』を遊びました。
ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ゲームの概要
2~4人用のホール型リアル脱出ゲームです。
1人で参加することはできず、現地で他のプレイヤーと同卓することはありません。『謎だらけの孤島からの脱出』と同じ形式です。
ゲームの感想
『謎だらけの孤島からの脱出』が遊びやすいスタイルで楽しかったので、挑戦しました。
オープニングムービーはSF映画さながらの演出で、帰還用のロケットがなく、酸素も残り60分しか保たないという超絶危機的状況でホール型公演ではありましたが、空気が張り詰め、緊張感が高まるのを感じました。
しかし、そこから先のストーリーは、ライトかつポップなもので、一気に空気が弛緩しました。
会場からも笑いが漏れていて「ゆるいなあ」と思ったのですが、ピリピリした雰囲気のなかで謎を解くより、リラックスして謎を解いた方が楽しいので、なるほどこれは上手いなと舌を巻いた次第。
途中までは良い線だったのですが、最後の最後で、ちょっと違う方向に考えてしまい、残念ながら脱出失敗でした。
楽しい体験でしたが『謎だらけの孤島からの脱出』に感じた「だらけ感」は、あまり感じられず、わりと王道のリアル脱出ゲームだったように感じました。
終わりに
チケットの種類が2人チーム用、3人チーム用、4人チーム用しか存在しないので、知り合いとだけで謎を独占できる形式です。コロナ対策も意識されているのでしょう。
他の方の目を気にすることなく、友達や恋人、家族とだけで謎解きを楽しみたいという方にオススメです。