雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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ルパン三世コラボ謎解き『ロンドントラップタワーからの脱出』の感想


 SCRAPがルパン三世PART6とコラボしたリアル脱出ゲーム『ロンドントラップタワーからの脱出』を遊んできました。
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ゲームの概要

 2021年10月から2022年3月にかけて放送された『ルパン三世』のテレビアニメシリーズの第6期こと『ルパン三世 PART6』とのコラボです
「PART6」と言っても、内容的には普段の『ルパン三世』です。ルパン三世が次元大介や石川五右衛門と共に、峰不二子に騙されたり、銭形警部に追いかけられたり、盗みを働いたり、事件に巻き込まれたり、ロマンスしたりと、まあ、だいたいいつも通りです。
 特徴的なところとしては、前半はシリーズのゲストキャラとして、シャーロック・ホームズやジョン・H・ワトソンの娘、リリー・ワトソンが登場するので、ホームズコラボ感があります。
 また、押井守、辻真先、芦辺拓、樋口明雄、湊かなえがゲスト脚本家として、それぞれの回を参加したり、長らく次元大介の声優を務めていた小林清志が引退し、大塚明夫に交代するなどが特徴です。


 本作『ロンドントラップタワーからの脱出』は、1~4人で制限時間60分の謎解きに挑むホール型の公演です
 プレイヤーは、盗賊団のメンバーとなり、ルパンと手を組み、誘拐された少女リリー・ワトソンを救い出すことを目指します。

ゲームの感想


 机のうえのあれやこれやを使って謎を解き、チェックポイントに向かい、また謎を解き、制限時間以内でラス謎に答える。
 ここ最近は『緋色の捜査網からの脱出』、『謎だらけの孤島からの脱出』、『ワルプルギスの夜からの脱出』など、ホール型と言ってもトリッキーな作品が多かった印象ですが、本作は昔懐かしのスタイルで、オーソドックスな公演でした


 同卓メンバーにも恵まれノーヒントのまま最終工程に辿り着くことができましたが、考える方向性が違っていたこともあり、ラストはとんちんかんなことをしてしまいました。
 思いの外、自由度がなかったというか……そうならそうと言って欲しかったというか……そんな感じで脱出失敗でした。
 少しだけモヤモヤしましたが、こういったすれ違いや汲み取りきれなかったところもリアル脱出ゲームの面白いところなので、そういうのも込みで楽しかったです

オリジナルグッズ


 恒例のオリジナルグッズも、いろいろな種類が用意されていました。

声優さんのサイン


 こちらは公演終了後に展示されていた声優さんのサイン。
 今回はルパンと銭形警部が主役だったので仕方ないですが『ルパン三世 PART6』は次元大介の声優交代からはじまったので、次元大介にも出番を用意して、大塚明夫さんのサインが見たかったなーとも思います。

少年探偵SCRAP団の団員参加特典


 こちらは受付時に、ファンクラブ会員のマイページを見せると貰えるマスクケース。
 マスクケースを使う習慣はないのですが、こういうちょっとしたものを貰えると嬉しいですね。

終わりに

 直球感のあるリアル脱出ゲームなので、定番ホール型がお好きな方にはオススメです
 また『ルパン三世 PART6』とのコラボではありますが『PART6』を見てないと分からない! 無理! というような要素はありません。さすがに『ルパン三世』自体は知っていた方が、より楽しめるとは思いますけれど。