雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

オススメの謎解き&ボードゲーム&マーダーミステリーを紹介しています

蓼科で泊まりがけのクローズ会に行ってきました


 お誘いいただき、5月23日から24日にかけて蓼科で一泊しつつ、ボードゲームを遊びまくる会に行ってきました。
 軽井沢や甲府、諏訪湖周辺には何度も行っていますが、蓼科は初めてです。肌寒さを警戒していましたが、穏やかな気候で終始快適でした。遊んだボードゲームの感想を書きます。

ダイスマイナー


 ランダムに積み上げたダイスを、オープンドラフトしながら、セットコレクション。
 1ラウンド目、2ラウンド目に獲得したダイスは、最終ラウンドまで引き継ぐので構築要素もあります。
 斜めにダイスを積み上げられる特殊の盤面が面白く、ピックしていくことで、次にピックできるダイスが変わるのが面白いですね。同様のことはカードでもできないことはないですが、立体的なダイスを用いることで、直感的に理解できるのが良いです。

パトリツィア


 シャハトの名作、最後に遊んだのは2012年9月だったので約10年ぶり。
 まったく色あせない名作ですね。

スポーツフェスタ


 ダイソーがサンリオとコラボして手掛けたトリックテイキング。
 評判が良かったので気になっていましたが、なるほど確かに手堅いですね。テーマが秀逸でトリックテイキングらしからぬ雰囲気なので、トリックテイキングであることを伝えずに遊ばせて、結果的にトリックテイキングを広める。ということができそうです。

オンブレ

 黒宮公彦『トランプゲームの源流 第1巻 トリックテイキング発達史』に掲載されていた『オンブレ』を遊びました。
 スペインの『オンブル』から派生したゲームで、17世紀前半に遊ばれていたと考えられるルールです。この頃のゲームにしてはランクが分かりやすく、遊びやすいですね。

ピーパー

 韓国の大貧民系のゲームです。
 牌も所有していますが、さすがに持ち運ぶのには重いので、まんまるさんのカード版で遊びました。
 大貧民系は直感的に遊べて楽しいですね。

ティチュー


 ペア戦の大貧民系のゲーム。
 中国風な見た目ですが、デザイナーのウルス・ホステトラーはスイスのデザイナー。
 ペア戦の常としてパートナーとの連携が鍵を握りますね。

打天九

 4年ぶりに遊びました。
 大胆な展開が多くて、最近、遊べていませんでしたが大好きなゲームです。

モーシグ

 モンゴルのトリックテイキング。
 出降りがあるのが特徴。
 また、ディーラーが降りた場合は、切り札表示カードが流れノートランプにルールが切り替わるのが面白いです。AやK等、強い手札を持っていれば、ノートランプでも切り抜けられますが、ランクは低いけれど切り札が多いから出ることを決めたプレイヤーは、ひどい目にあいます。

掛合トランプ

 島根県雲南市掛合町で遊ばれているペア戦のトリックテイキング、絵取り。
『ティチュー』同様、ペア戦の常として、いかに連携できるかが鍵。

テラフォーミング・マーズ・カードゲーム:アレス・エクスペディション


 非常に面白かったです。
 本家『テラフォーミング・マーズ』も嫌いではないですが、この『アレス』の方が、よりカジュアルに遊べると感じました。



 プレイ感が『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』に近いところも好きですね。一時期は狂ったように遊んでいたので懐かしさも相まって楽しかったです。

終わりに

 振り返ってみるとトリックテイキングと大貧民系ばかり遊んでいましたね。
 ゲームを遊び尽くした後は、観光として諏訪大社を訪ねました。
 到着してから『東方風神録』の聖地なのではと気付きました。


……わたしは『東方紅魔郷』から東方に入り『東方風神録』までリアルタイムで追い続けていたので、どちらかというと愛着がある方です。『風神録』でいちばん好きなのは、なんと言っても河城にとりですね。道中の『神々が恋した幻想郷』も傑作ですし、『芥川龍之介の河童 ~ candid friend』はガラケーの着信音に設定していたくらいです。この頃はアレンジ曲もよく聞いていて、いちばん好きなのはCOOL&CREATE ビートまりおさんによる『人間が大好きなこわれた妖怪の唄』泣けます。
 そんなことを思い返しながら、御柱を見上げました。