倦怠期の新澤大樹さんによる『シンデレラのダンス』を遊びました。
2人用のカードゲームです。
ゲームの概要
「相手のカードの数字に対して、+3までのカードを出す」トリックテイキング?です。スートもトランプ(切り札)もありません。相手より多くのトリックを獲得することを目指します。
https://gamemarket.jp/game/179929
2019年に日本で行われた「これはトリテなのか?展」に出品された作品のリメイクです。トリックテイキングが好きな方は、はたしてこのゲームが「トリックテイキングなのか?」を考えながら遊んでみてください。
「これはトリテなのか?展」に出品された作品で「2人用トリックテイキング?」というジャンルの作品のようです。
このゲームはトリックテイキングなのだろうか? と考えるところまで含めてゲームのようです。
ゲームの感想
駆け引き、に主眼が置かれた2人用のゲームです。
非常に面白かったです。
いわゆる2人用のゲームですと、じゃんけんのように相手の出すカードを予想して、自分の出すカードを決める読み合い系のゲームが多いですが、本作もその一種と言えます。
おおきく異なるのは、いわゆる特殊能力は一切なく、相手の出したカードに対して、3つ多い数字までしか出すことができないため、相手が出せなさそうなギリギリのラインを見定める必要があります。
とは言え、こちらの手札も限られているため、そんなに上手くプレイングできるわけではないのですが、数字の傾向から、相手が持っていそうなカードが、ぼんやりと透けて見える瞬間がなくもなく、見抜くことができたときはとても面白いです。
終わりに
個人的には、トリックテイキングだとは感じませんでしたが、2人用の優れた駆け引きゲームだとは感じました。