雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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1984年発売のADVゲーム『ABYSS』感想


 1984年に発売されたハミングバードソフトの『ABYSS』を遊びました。
 コマンド入力型のアドベンチャーゲームです。

ゲームの概要

『THE PALMS』『ザ・ナイトオブワンダーランド』に次ぐHumming Bird Adventure#3です。
 ただし、リリース順という観点では『ABYSS』の前にHumming Bird Adventure#0『地獄の練習問題』があるので、シリーズ第4弾とも言えます。
 今回の舞台は宇宙。標準宇宙紀3001年、銀河系 外宇宙辺境で、モズ・シバットは宇宙シンジケートとの戦います。

ゲームの感想

『THE PALMS』が面白かったので、テーマ的に気になった『ABYSS』を遊びました
 描画スピードが向上したことでシーンの推移がスムーズになりましたし、色数も増えています。
 難易度も下がっています。
 たとえば表示されるテキストを見ると、

コレガ アナタデス。スベテ ハギトラレ モンショウ(EMBLEM)シカ ノコッテ イマセン。

 とあって、明らかにEMBLEMに対してなにかすればいいことが分かります。
 相変わらず理不尽な即死ポイントは多数ありますし、右往左往したり試行錯誤しているうちに死ぬこともありますが「これをやればいいんじゃないの?」で行ける場面が『THE PALMS』より増えているように感じられました。
 これからレトロゲームに挑戦される方には、古い順よりも新しい順に遊ぶことをオススメしたいですね

終わりに

 説明書記載のストーリーも良かったです
 ゲーム開始時点において、プレイヤーが操作するモズ・シバットは記憶喪失状態にあり、まさに右も左も分からないプレイヤー自身なのですが、プロローグとなる物語を読むとモズ・シバットの雰囲気や硬派な世界観が、グッと分かりますね。こういうの、好きです。