雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

Team Eye mask『Abyssal Eden』をプレイしました

 冬コミの同人ソフトブースを、ぶらりらりと歩いていたらテーブルのうえにiPhoneを置いているサークルがあったので「ん?」と足を止めてみたところ、iPhoneでプレイできるゲームを展示していました。
 iPhoneでノベルゲームは、いま秋山が関心を深く抱いているジャンルのひとつなので、早速、売り子の方に声を掛けてみたところ、どうやら『Artemis Engine』なるエンジンを用いて作られたとのこと。さらに話を聞いてみたところ、吉里吉里ライクなスクリプトでゲームを作ることができるらしく、特色としては、ひとつのスクリプトWindowsiPhoneの両方で同じように動作するとのことです。その場では「Windows版はどうでもいいな、iPhone版が気になる」と思って、売り子の方にそう伝えたところ、iTunesから無料でダウンロード出来ますよと言われたので、チラシだけ貰って立ち去ってしまったのですが、今ではちょっと後悔。せっかくだからWin版も買って、両者の見え方の違いを研究したかったです!
 と言うわけで、Team Eye maskさん『Abyssal Eden』をプレイしました。実際にはC76、つまり去年の夏コミ新作だったようですね。プレイし終えてから気がつきました。
 感想としては……ん、あー……iPhoneでプレイできるという目新しさがあったので最後までプレイ出来ましたが、ゲームとして面白いかと問われると、ちょっと首を捻ってしまいました。
 音楽や背景、イラストは別に問題ではないのですが、文章がちょっと、持って回る表現を多用する傾向にあり、読みにくかったです。また、伝奇的な習慣や伝説が色濃く残っている田舎町を舞台とした、和風ホラー然としているのは好みではあるのですが、主人公含め、登場人物の行動に一貫性がなく、なんか読んでいてヤキモキしてしまいましたよ。結末も首を傾げてしまいましたし……今ひとつ、でした。
 とは言え、iPhone版は無料でダウンロードすることも可能なので、もしiPhone or iPod touchをお持ちの方は、試しにダウンロードしてプレイしてみるのも、また一興では。