雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

ライトノベルについて語るオフ会の横でボドゲするオフ会レポート

 平和さんが、ライトノベルの話だけをするオフ会を、ルノアールマイスペースで企画したものの、予約した部屋が広すぎて、このままだと参加費が必要以上に膨らんでしまうので、平和さんを助けるためにラ管連が集まって、隣でボドゲオフを開催することになった、という背景事情を知ったのは当日のことで、秋山は何も知らずに、かさいさんとリッパーさんに招かれるままに参加してきたのでした。

ハートオブクラウン


 ずっとプレイしたいと思っていたハートオブクラウンだけれど、初プレイの方が2人いらっしゃったので、無難に初めてのデッキでプレイ。
『ハートオブクラウン』はゲームマーケット新作のドミニオンライクなカードゲーム。姫を擁立して、いち早く、直轄領に継承点を送り込んで、戴冠式を宣言することができたプレイヤが勝利します。「かるーく、捻ってやんよ?」と思っていたら、カードの巡りが最悪&良いときに限って歩兵大隊を食らって、もう涙目以外の何物でもなかったです。むぐぐと唸りながら、選択した姫は、追加で1ターン出来る双子姫。4回分、追加ターンを獲得したものの、遅れを取り戻すのが精一杯で、先行していた、うさみさん、けけさんには追いつけず、そのまま終了。
 次回は、是非に他のサプライでプレイしたいですね。
【追記】双子姫の追加行動マーカーは、自分が戴冠式を宣言するつもりなのでなければ、1つだけ残しておいた方が良いですね。当たり前ですが、ゲーム終盤に向かうほどデッキの構築度は上がっていくわけなので、最終ターンに追加行動を起こすのが最も効率的です。

テレストレーション


 お題に対して絵を描いて、その絵を見たひとがお題を文字で書いて、その文字を見たひとが絵を描いてと繰り返して、8人で8つのスケッチブックを回しながら、同時解決でお絵かきしていく、のんびり系ボードゲーム
 お題が海外仕様で運によって、最初から詰むことがあるけれど、難しいお題に対して誰かが変な絵を描いて、しかし、その絵を見た次のひとが見事にお題を言い当ててリカバリを決めたりすると、大いに盛り上がって、たいへん楽。最初のルールを聞いたときは「ふーむ」という感じでしたが、実際にプレイすると、これはもう盛り上がって仕方ないですね。「えっ、なにこれ卑猥」「これ肖像権違反だろw」「分からん」「分かった!」「ごめん、間違えた」「卑猥ってこれかw確かにww」「レシーブ!」「おい、伏字ww」まあ、そんな感じで、もう大爆笑でした。これはプレイしないと分からないですね。
 絵を描いたり、笑ったりで、かなり体力を消費しましたが、これは盛り上がる、良いゲームです。
 ちなみに写真の名前は「コスモス院まこと」と読みます。

魔法大戦バリツ


 絵柄が、まどかマギカを思わせ、さらにバリツからミルキィホームズを連想し、二次創作なのかなあと思っていましたが、そんなことは全然なく、オリジナルの魔法少女肉弾戦カードゲームでした。円陣を組んで、カードをプレイして、両隣のプレイヤや全体攻撃を放ちながら、他のプレイヤを脱落させていく感じです。
 カードの巡りが良かったので、ことひとさんを攻撃したり、次のターンでレトスさんを落とせるなあと思っていたら、けけさんの全体攻撃で一気にレトスさんと2人同時に落とされました。その後、けけさんとうさみさんの一騎打ちになった瞬間、肉弾戦が消失し、駆け引きと策謀が横行する頭脳戦に変わったのが驚きでした。シンプルで良いゲームですね。

怪盗ジュエル


 土屋つかささんの新作。
 バッティング系のゲームと聞いていたので、豪邸に忍びこんで宝石を獲得するのが目的で、同じ邸宅に忍び込もうとしたら、どちらも宝石が得られないのであろうと思っていたら、見事にその通りのルールでした。
 ただ、面白いのは、宝石を得点にするのに複数枚必要だったり、Get!カードの存在や、マイナスのカード、直前に使ったカードが使用できないといった当たりが、ちょっとした捻りになっていて面白かったです。インスト含め10分、なければ5分で終わる、超さっくりゲーでありながら、ちゃんと盛り上がって楽しく、ゲームとしての完成度が極めて高いなと感じました。
 しかし、分かっていたことです。
 プレイする前から、きっとレトスさんと被りまくるだろうなと。
 直感的にはこの宝石狙いだろうけれど、レトスさんも同じことを考えるだろうから、敢えてこの邸宅だけれど、敢えて敢えてこれだ! と思って出したカードが3回連続で被ったりすると、もうレトスさんとの相性の最悪さに思いを馳せずにはいられません。

ヴォーパルス


 秋山も持参していましたが、うさみさんのスリーブ入りのをお借りしてVorpals。
 通算のプレイ回数は8回目かしら。隣が踝さんだったので、戦争プレイに走るのは悪いなあと思って、素材プレイに向かいました。
 まず初手で聖堂Lv2、第2ラウンドで城下町Lv2、そして第3ラウンドで宝物庫Lv2を建設して準備完了。最終ラウンドには、経年カウンターを2つ置いた冒険家を配置して、宝物庫の鉱石ボーナスで大量得点を狙いましたが、リッパーさんの38点には追いつけませんでした。
 しかし、ワンプレイで画家を3回も殺したのは初めてです。だって、時計職人や腐敗が、どんどん回ってくるんですもの。
 8回プレイして感じたのは、このゲーム、戦争プレイが最安定ですね。兵舎ボーナスや指揮官ボーナスも美味しいです。後は、初手でトーテムポールを拾ってきて、時計職人でブーストしまくるか。と、思うのですが、それだけに鉱石プレイや食糧プレイで勝ちたいと思う今日この頃です。
 しかし、Vorpalsは面白いです。とにかくプレイしていると、机上に物語が繰り広げられるのが実に良いです。経年カウンターの威力は凄まじいですね。サガを偏愛する秋山には、たまりません。拡張のリリースが待ち遠しいです。

ブランノワール


 UNOを派手化したもの。
 イメージ的には、フォーチュンポーカー*1がポーカーを派手化したものであるように、これもUNOを派手にした感じでした。
 何人でも気軽に遊べる良作だなあとは思いますが、これ同人でも良かったんじゃないかしら……というか、ザレゴトコート!!!!!

ヒットマンガ学園編


 自分で吹出しに勝手にセリフを入れて遊ぶカルタ。
 何回か遊ぶと「この読み札は、以前にも拾ったなあ、前は、こう言ったから、今度は、違うのにしよう」と自分で勝手にハードルを上げてしまい、その結果、自分でもよく分からないことを言ってしまったりしましたが、うさみさんが迷うことなくスパーン! と取られて「あ、いま、つながった……」と思ったりしました。うさみさんは、その後も、電撃的にカードを、どんどん取っていって、最終的に「獲得したカードは……12枚(ドヤァ」みたいな感じになっていました。
 学園編が予想以上に面白いので、SF編も欲しいですね。誰か買ってくださらないかしら。すごろくやで通販してますよ

おわりに

 終了後の二次会で出た話。
 HJ文庫の新人の作品『僕の妹は漢字が読める』が凄そうでした。21世紀に書かれた小説を、23世紀に生きる訳者が20世紀の言語で訳したという設定で、

『きらりん!おぱんちゅおそらいろ』それは日本文学を代表する作家オオダイラ・ガイの最新作だ。彼の小説に感動した高校生イモセ・ギンは、ツンデレ気味だけど本当は兄思いのクロハ、クールでちょっと毒舌系の幼女ミルというふたりの可愛い妹に助けられオオダイラのもとを訪れる。しかし、そこでギンや妹たちは謎の現象に巻き込まれてしまい――。

http://www.hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup1107.php#novel110702

 という、あらすじなのですが、もう意味不明天才です。
 後、〜ない、というタイトルに反旗を翻す、肯定形というのも上手いと思います。

僕の妹は漢字が読める (HJ文庫)

僕の妹は漢字が読める (HJ文庫)

*1:or禁書ポーカー