雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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第46回ラ管連ボードゲーム部レポート

 今月も参加させて頂きました。
 会場は廃校をリフォームし施設とした四谷ひろば。板張りの廊下に、各室に残された黒板が良い雰囲気を出しています。

ごきぶりポーカー


 とりあえず5人集まったので『怪盗デュエル』を遊ぼうかなと思っていたら、まひさんがご友人をつれてやってきて人数が微妙な感じになったので『ごきぶりポーカー』卓に移りました。
 プレイを始める前から、皆して「これは、まひさん向きだ」と言い合ったのですが、物の見事に釣られたらしく、全勝負に全力投球していました。時にはカードをチラ見して、他のプレイヤに回せばいいのに、前に置かれるカードすべてに対し真っ向から勝負していて、あっという間に手札が残り1枚となり、カードを8種全種集めて終了。見ていて気持ちよくなるくらい豪快な負けっぷりでした。

エルフェンランド


 プレイヤはエルフ族の王子となり、領地を巡回する。4つの季節を経て、最も多くの都市を回り、かつ目的地に最も近い王子が次の王となる。
……という感じのストーリーのボードゲーム。1998年にゲーム賞を取ったアラン・ムーンの名作で、典型的なボードゲームとして、よく話題に挙がります。が、秋山は未プレイだったので、今回、喜び勇んで飛びつきました。
 プレイ感は非常に良かったです。カードとタイルを駆使して世界を旅するのですが、その旅は困難で、中々、思うようにいかないのです。熟考して「このルールが効率的だ!」と思っても、後から「げっ、間違えた!」と気づくことが多いですし、他のひとに先にタイルを置かれてしまうと「あーっ、考えていた作戦がががが」となりますし、ルートの肝要に妨害タイルを置かれたときの絶望感は、他に類を見ません。
 初プレイとなる今回は、模索しながらですので、なるべく効率的に巡回できるよう、自分の目的地カードに描かれた都市が最後の訪問先となるよう「一筆書きで移動するには……?」と考えながらタイルを置き始めたら、他のプレイヤが全員、違う方向に向かってタイルを置き始め「ひ、一人旅はしんどい!」と酷い目にあいました。結局、最初のラウンドでは、迷走し、タイルを多いに無駄遣いしたものの、他のひとが置いたタイルが奇跡的に秋山有利で、蓋を開けてみれば、悪くない結果を残すことが出来ました。
 第2の季節でも、やっぱり運が良くて着々と都市を巡り得点した結果、第3の季節では妨害タイルの影響を受け、3つほどしか回ることが出来ませんでした。その後、第4の季節では全ての都市を回ることが出来たのですが、目的地から遠ざかってしまい、3位……だったかな? 前半は良い動きが出来たのですが、妨害の集中砲火を受けた結果、大いに失速した感じです。
 10年以上の時を経て未だに語り継がれ、プレイされるだけあって非常に完成度の高い、いかにもな「ボードゲーム」でした。何度もプレイすると、アクの強さにやられそうですが、時々、取り出して遊んであげたい良いゲームですね。

小山内スイーツコレクション夏


 時間調整のためにプレイしたのだっけな。
 相変わらず可愛らしいコンポーネントです。そして、小山内さんは、相変わらず怒りっぽい。

レジスタンス


 プレイヤは政府へ反旗を翻そうとしているレジスタンスです。ミッション参加メンバー全員が○のカードを出せばミッションは成功し、計3回、成功させれば勝利します。しかし、レジスタンスには政府の犬が紛れ込んでいます。ミッション参加メンバーの内、1人でも×のカードを出すとミッションは失敗です。チャンスは5回、果たして革命はなるのか。
 というストーリーの人狼系ゲーム。
 これは、面白かったです。
 舞台がディストピアであるらしいので、愛咲さんと「そうか、俺たちはワルキューレで、ミッションはタイムトラベル! ディストピアのない世界線へ!」みたいな話で盛り上がりました。
 計3回プレイしたのですが、1回目は、全員が手探りであることもあり、スパイはまったく活躍せず、順当に3回連続でミッションが成功し、レジスタンス陣営の勝利
 2回目は秋山、ゐんどさん、澤村さんの3人がスパイでした。いきなり最初のミッションメンバーに選ばれ、愛咲さん、INNさんと共に○×カードを裏向けに出しました。秋山は当然、×カードを出しました。シャッフルされて開示されるミッションカード。出たのは○○×。
「おおおお、この中に裏切り者がいるぞ!」
「ちょっと待ってください、僕は村人です」
「僕は良いドワーフです!」
「お前ら違うゲームやるな」
 騒然と盛り上がる中、適当に考えたことを発言したら、どうやら白く見て貰えたらしく、2回目のミッションにもメンバーとして選ばれました。選ばれたのはsoundseaさん、愛咲さん、秋山ともう1人どなたかでした*1。当然、秋山は×。そして結果は○○○×。
「やっぱり、お前ら怪しい!!」
「僕の視点では秋山さんがスパイであると確定しました」
「ちょっと待ってください、まったく同じことが愛咲さんに対しても言えます」
 喧々囂々。
 3回目のミッションは、さすがに愛咲さんと秋山はメンバーから外されましたが、問題はありません。何故なら、ミッションメンバーを選ぶ澤村さんは、スパイ陣営なのですから……。
 勝利の笑みを浮かべないよう注意しながら、澤村さんがメンバーから○×を回収するのを眺め、そして開示……○○○○×。
 ミッション阻止、成功! スパイ陣営勝利!!
 1回目のプレイとは反対に、今度はスパイ陣営がストレート勝ちでした。こうも快勝できると楽しいですね。
 そのまま3回目のプレイに突入。さすがに3回目ともなると全員、慣れてくるのか、レジスタンス陣営とスパイ陣営が、いい具合に戦います。しかしながら中盤、ミッションメンバーに選ばれた4人の内、うさみさんとリッパーさんの2人ともが×カードを出してしまい「この4人の中に2人スパイがいるぞ!」と、俄然、レジスタンス有利な流れとなり、そのままレジスタンス陣営が勝利
 ひとりずつ脱落していく人狼と異なり、全員が均等に喋る機会を持っているので『レジスタンス』の方が、ゲームとしては長く楽しめそうですね。次回もプレイしたいです。

7つの島


 前回は第2の島でプレイしましたが、今回は第1の島。
 前回のゲームでは泥棒こと万能鍵が大活躍したので、今回も財宝カードは敬遠し、改築プレイに走ろうと思ったのですが、いかにも速度が足りず最下位。中々、上手くいかないものですねー。
 難易度の高い島でもプレイしてみたいです。

バティーク


 初参加の姫椿姫子がウロウロしていたので、入れそうな卓もないし気軽に遊べる2人向けゲーム。何度プレイしても良いゲームですね、これは。

ブランノワール


 時間調整のために第2弾。
 全員、ドロー2系のカードを溜め込んでいたらしく、終盤に、ドローが16まで膨れ上がったのが大爆笑でした。

テレストレーション ラ管連Ver.


 リッパーさんの手によるオリジナルお題でテレストレーション!
 計3回プレイして、さらに普通のお題でも1回プレイしました。
 1回目のお題はドラゴンクエスト。戦闘が勇者で、2人目が魔法使い、3人目と4人目は棺でフィールドを歩いている絵で回したら、見事に最後まで回りました。これはお題に恵まれましたね。
 2回目のお題はレンタルマギカ。読んだことも観たこともないので、漠然と覚えている書影に従って、斜めに線を引いてキャラを適当に描いたところ、天さんに拾って頂けました。しかし、その後、レトス画伯の手によってスペランカーに激変するとは、予想だにしていなかったのであった……。
 3回目のお題は戦う司書。1巻だけ既読で「ハミュッツという、やたら胸の大きい司書が石を投げて戦っていた」ことだけ覚えていたので、そう描いたら、soundseaさんに拾って頂けましたが、その後、うさぎのアップリケのイラストから、うさぎドロップへと移り変わってしまいました。
 他に面白かったのは……、
 リッパーさんから回ってきた「メディアワークス文庫」の絵に「うーん、このひとはiPhoneを持ってるっぽい」と連想し「DkK」とキーワードを書いたり、INNさんから回ってきたキーワードが「秋山真琴」だったりして「どういうことなの」と愕然としたり、「逆転裁判」というお題にナルホドくんが異議ありしてる完璧な絵を描いたのにレトス画伯に台なしにされたり、自転車のカゴにエリオが乗っているイラストに対して、ことひとさんが「E.T.」と書いていたり*2、リッパーさんから回ってきた「されど罪人は竜と踊る」の絵がどうしても理解できず、INNさんに「なんか竜に乗っている少年が本の中にいる」と書いて渡したりして「秋山さん、これ日本語になってません!」と言われたり、まー、もー、いろいろ酷かったですわ!
 写真に撮ったのは4回目の普通のお題です。さあ、なんでしょう?

人狼 ラ管連Ver.


 天さんがGMで締めの人狼
 引いた役職はキューピット。愛咲さんと麻由さんを恋人同士にしてから、2日目に占CO。まひさんと麻由さんに白出ししたところ、COした初日に4票集めて吊られてしまいました。うーん、うっかり忘れていましたが、ラ管連村はWeb人狼のセオリーが通用しない村でした。しかも、今日は、りゅーかさんもかねぴーさんもいません、潜伏安定だったなと後悔しながら、墓下で観戦。
 夜が始まって、思わずガッツポーズが出ました。狼の内訳は、愛咲さん、t-snowさん、まひさんだったのです。偶然以外の何物でもありませんが、まひさんに白出ししていて、愛咲さんは恋狼です。これは勝てるかも! とウキウキしていたのですが、真占うさみさんの相方である、ゆーずさんが早々にCOし、初参加であることを考えるとやむを得ない発言によって真占の立場を勝ち取り、しかも吸血鬼リッパーさんが愛咲さんを噛みにいって、もう色々しょんぼりでした。
 生きている最中は、中々、見えてこないのかもしれませんが、吊り手が足りないのに「もうローラーでいいんじゃね?」という発言に対して従ってしまう村人たちや、占い師を食わないと詰むのにライカンを食べにいってしまう狼にはヤキモキでした。
 来月は戦略的に勝ちたいなー……。

おわりに

 今月は浴衣を着ての参加だったのでゲームは持参しませんでした。
 来月は『アセンション』『ヴォーパルス』『クォーリアーズ』と、手軽に出来るカードゲームを幾つかを持参予定。
 ちなみにプレイしたかったけれど、出来なかったのは『王への請願』『7Wonders(拡張入り)』の2つ。前者は以前に1回だけプレイしたことがあるので良いとしても、後者はプレイしたかったなー、残念!

*1:すみません、失念しました。

*2:それは元ネタだ!