雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

「おつかみさま」を遊びました

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 楽々亭さんのゲームマーケット2017春の新作『おつかみさま』を遊びました。
『箱庭の人狼』、『さいころ館の鬼ごっこ』、『幽霊島の殺人』新しいアイデアを盛り込んだ大人数正体隠蔽系のゲームを得意とする楽々亭さんの新作は、和風ホラーでした。
 プレイヤは「おつかみさま」という神様を調査している民俗学研究室の学生となり、廃村を調査していると「おつかみさま」に掴まってしまい、大変なことに。というストーリーです。


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 ゲームは封印フェイズと脱出フェイズに分かれています。
 封印フェイズにおいて、プレイヤはお題カードに従って、他プレイヤの手のひらにひらがなを描いて、描いたひらがなを当ててもらいます。見事、当ててもらえればポイントが加算され、外れるとライフが消費されます。ライフがゼロになるまでにポイントが、一定数を超えれば無事に封印成功、ゲーム終了です。
 ライフがゼロになってしまったら、封印フェイズが終わり、脱出フェイズに移ります。「おつかみさま」の封印を諦め、取り憑かれてしまったプレイヤを廃村に残して、まだ取り憑かれていない人間だけで脱出しようというストーリーです。


 ゲームのポイントとしては、やはり脱出フェイズでしょう。
 ゲーム開始時に配られた正体カードに従って、封印フェイズをプレイして、封印フェイズにおける挙動を顧みながら、誰と一緒に廃村から逃げ出すかを考える脱出フェイズが楽しいです。
 逃げるときは、
「一緒に逃げましょう!」
 と目を瞑って、手を差し出すのですが、これが人間なら握手して脱出成功、おつかみさまに取り憑かれたプレイヤだったならば、逆に手首を掴まれて脱出失敗。
 不気味な見た目に反し、中身的には、一瞬のドキドキを楽しむパーティゲームです。
 怖いものが好きな仲間同士で遊ぶのにうってつけの一作ですね。